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ハッファデイ! デデド特派員のりひゃんです。
2021年5月からの観光業再開に向けて、グアムではワクチン接種が急ピッチで進んでいます。
【3月23日】に発表された感染者数は、下記のとおりです。
新規感染者 2名
感染者数 合計7786名
死亡者 134名
回復者 7631名
現在感染中患者 21名
入院中患者1名(そのうちICU:0名)
過去7日間の感染率 0.6% ※データなし
Covidエリアリスクスコア 0.1
ワクチン接種(1回目)7万1822名
ワクチン接種(2回目)3万818名
グアム政府公式Instagramより→コチラ
■16歳以上がワクチン接種対象に
昨日グアムで初めて、16歳以上の若い世代がワクチン接種対象となりました。10代と見られる3名ほどの青年たちが、ワクチンを接種している様子がニュースになっていました。
今回のこの対応は、実はグアムならではのさまざまな事情があります。というのも、グアムで感染が爆発的に広まった背景には、ある地域に住んでいる貧困世帯が関係していました。数十人単位の家族3世帯で暮らす、貧しい家庭内でひとりが感染してしまい家庭内クラスターが起きてしまう……。
そういうご家庭は子供も多いでしょうから、家の中で自主検疫することも難しく、地域一帯に広まってしまったのだとか。
■その地域に住む人がおもな対象
今回の【16歳以上が対象】というのは、こういった世帯や地域に住む若い世代の人々を考えての対応。昨日ワクチンを接種した方たちが、どの地域に住んでいるのかはもちろんわかりませんが、クラスターが起こりうる家庭に住む世帯が、少しでも安心して生活できるように配慮しているそうです。
私の周りでも、ワクチンを接種する人がどんどん増えています。職場環境、仕事などで海外に行く必要がある、自身の年齢を考慮して、皆さまざまな理由で接種する・しないを判断しているようです。