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京都の桜処も次々と見頃を迎えてきました。
2021年3月24日(水)に祇園枝垂れ桜を見に円山公園へと向かいました。
円山公園は、八坂神社の東側にひろがる京都で最も古い公園です。
円山公園ができたのはいまから130年ほど前。
円山公園の園域は八坂神社、知恩院に隣接していて、園内には、野外音楽堂や坂本龍馬と中岡慎太郎の銅像もあります。
円山公園には染井吉野に枝垂桜や山桜など約700本の桜があります。
見上げれば、青空と桜。
青空と桜の景色は、何回見てもいいですね。
公園中央へと進むと、円山公園のシンボルの桜でもある祇園枝垂れ桜が迎えてくれました。
正式名称は「一重白彼岸枝垂桜」(ひとえしろひがんしだれざくら)。
歌人・与謝野晶子も愛でたという大きな桜は、現在二代目です。
初代のシダレザクラは、根回り4m、高さ12m、樹齢200年余で、
昭和13年、天然記念物に指定されましたが、昭和22年に枯死しました。
現在の桜は、これに先立つ昭和3年に、15代佐野藤右衛門氏が初代のサクラから種子を採取し、
畑で育成したものを同氏の寄贈により、昭和24年に現地に植栽したものです。
現在の容姿は、樹高12m、幹回り2.8m、枝張り10mです。
《円山公園・枝垂れ桜のライトアップなどの中止について》
新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、円山公園において、シダレザクラのライトアップ、かがり火及びゴザの貸出しは中止となっています。
また、茶店・露店の出店もありません。
【円山公園】
・住所: 京都市東山区円山町
・アクセス: (電車)阪急「河原町」から徒歩約15分、京阪「祇園四条駅」から徒歩約8分/(市バス)京都駅から100・206系統で約20分「祇園下」下車徒歩約3分