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皆さん、こんにちは! ナポリ特派員の時澤です。
レッドゾーンに指定されているナポリでは、レストランなどの飲食店は現在もテイクアウトとデリバリーのみの営業が続いていて、どのお店もテイクアウトに活路を見出そうと模索しています。今回はそんなナポリのテイクアウトの中でもコロナ禍になる前から人気だったローストチキンのテイクアウトについて紹介したいと思います!
写真のようなローストチキンは、イタリア語でポッロ・アッロ・スピエド(Pollo allo Spiedo)と呼ばれ、串でさした丸鶏を低温のオーブンでゆっくり回転しながら加熱していきます。回転しながら焼くことでムラなく焼くことができ、低温で焼かれた鶏肉はふっくらジューシーに仕上がります。また、外側の皮目がパリッと仕上がるのもこのポッロ・アッロ・スピエドの特徴で、まさに鶏肉に最適の調理法というわけです。
そして、ローストチキンに欠かせないものといえばじゃがいもですよね! 鶏肉から出てくる旨味たっぷりの油を吸ったじゃがいもは、ローズマリーの風味を効かせるのが定番で、一度食べるとこれがとまりません。
ナポリだと丸鶏一羽で€8、半分で€4ほどが相場だと思います。リーズナブルでおいしいローストチキン、ナポリでテイクアウトすることがあればぜひおすすめです。
それでは、チャオ!