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こんにちは。 フランクフルト在住特派員ブロガー、ユウコフランクフルトです。
気づいたらあっという間に2021年の4分の1が終わりに近づき、もうすぐ4月!
フランクフルト、春はすぐそこ!?という記事でも少し触れましたが、ここしばらくフランクフルトの町なかではイースターのデコレーションやスーパーではイースターのカラフルなお菓子コーナーが目立っています。
そう、今週後半からドイツではイースターの祝日に入ります! ただし、想像できると思いますが2021年のイースターは昨年に引き続きコロナ禍の中で迎えることに。厳しい接触制限のまま迎えるイースターの時期、知っておくべき防疫措置やフランクフルトの様子などを紹介しようと思います。
注意:当ブログでは現在のフランクフルトの様子やコロナが収束したあとフランクフルトでおすすめしたい場所などをお伝えしています。皆様の次回のフランクフルト旅行の参考になれば幸いです。
クリスマスと同じかそれ以上に重要と言われているキリスト教の祝日、イースター。カーニバルが終わったぐらいのタイミングから、スーパーで目につくのがイースターエッグ作りのキットやイースターバニー型のチョコレートなどのお菓子。
もちろん食べ物だけでなく、イースターのシンボルをモチーフにしたインテリアグッズも売っています。コロナの影響でなかなか出かけにくいいま、せめて家の中はイースターの雰囲気で飾り付けて明るく過ごしたいという人も多いのではないでしょうか。
知っている人もいるかと思いますが、イースター(復活祭)の祝日になる日は毎年変わっていきます。例えば昨年は4月12日の日曜日がイースターサンデーでした。
2021年は4月4日の日曜日がイースター当日となります。イースターサンデー直前の金曜日、Karfreitag(聖金曜日)の4月2日とイースターサンデー翌日の4月5日、Ostermontag(聖月曜日)が公的な祝日となり、これらの日はクリスマスと同じく店が閉まり町は静かになります。
メルケル首相が3月23日に4月1日の聖木曜日と4月3日の聖土曜日を接触を抑えるため公的な祝日として加える旨を発表しましたが、翌日3月24日に4月1日(木)および4月3日(土)の追加休日の導入を撤回。このことについては日本でもニュースになっていたかと思います。
4月1日木曜・4月3日土曜日は祝日扱いとならないので、2021年もイースターの祝日スケジュールは通常と同じ流れとなります。ただし、イースターの時期は引き続きコロナ感染防止のためにいくつか注意点があり、それについての変更はありません。
3月は3日と22日、23日に防疫措置についての発表がありました。3月に発表された措置について詳しくはドイツのロックダウン・コロナ制限措置 (2021年3月27日時点)という記事でも紹介しています。
下記、在ドイツ日本大使館のニュースレターからイースター期間に関する措置について引用します。
友人、親戚及び知り合いとの私的な集まりは3月8日以降の措置から引き続き自らの世帯及びもう一世帯に属する者による合計で最大5人までに制限される(14歳以下の子供はこの制限人数には含まれない)。カップルは一世帯とする。イースター休暇中も引き続き措置を実施。
通常のイースターの過ごし方ですが、多くの人が家族と過ごすのでクリスマスと少し似た感じになります。なので、イースターが近くなると実家に帰って家族に会うための移動をする人が多いです。
一部地域では、イースターの時期に合わせて開催されるイベントやイースターならではの風物詩などもあるので本来であれば観に行く人も多いと思いますが、今年は軒並み中止。
上述したとおり、イースターの時期も衛生措置として一世帯ともう一世帯で最大5人までなので、最大に集まれる人数を見るとなかなか集まりにくいのではと思いますが、筆者が周囲に聞いたところ家族に会いに行く予定という人も多かったです。イースター後の感染者数の数字が気になるところ。
外で過ごしやすい春の陽気が増える季節ですが、イースターもおとなしく「おうち時間」の日々になりそうです。