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皆さん、こんちにちは! ナポリ特派員の時澤です。
あまりネガティブなことは書きたくないのですが、実は最近僕の知人で、自転車の盗難被害にあうケースが何件かありました。現状として日本からナポリに旅行や観光に来ることはないと思うので直接皆さんに関係することではないと思いますが、海外旅行でもどこにでも起こりうることだと思うので、詳細を記しておこうと思います。
ぼくの知人が盗られたのは銀行でお金をおろしたほぼ直後。銀行から出たあと、近くのキオスクでカフェを注文、自転車を手でおして、腰のおろせる場所を見つけて休憩していました。そこへ3人組の少年たちが近づき、ふたりが知人の両脇に座り、もうひとりは目の前に立ちました。知人は危険を感じて立ち去ろうとするものの、目の前に立ったひとりが銃を見せつけたといいます。その後両脇に座ったふたりが知人のポケットをあさり、おろしたばかりの現金を盗み、彼の所持していた自転車も盗んでいきました。
幸い知人に怪我はなかったのですが、精神的にもとてもショックを受けていました。現在はコロナ禍で、日中でも町なかは人が普段に比べてとても少なくなっているのも原因だと思います。
このほかにも、自転車を停めて少し目を離したすきに盗られたという知人や鍵を壊されたという話も耳にしました。数年前に比べて自転車やモノパッティノと呼ばれるキックボードの利用が増えているナポリですが、こうした盗難被害にあうケースも発生しているようで非常に残念です。
海外旅行で現地ATMを使って現金をおろす際は、できればひとりではなくふたり以上でおろすようにしましょう。また、現金をおろしたあとはどこかに留まったり、路地に入ったりすることは避けましょう。もしかしたらおろしているところを見られていて、近寄るチャンスをうかがっているかもしれないからです。いったんホテルなどにお金を置きに行くなどして、大金は持ち歩かないことが鉄則です。
ちょっと脅かすような記事になってしまい申し訳ないのですが、海外では日本とは違って気をつけなければいけないことがたくさんあります。防犯対策や万が一に備えた準備はどこへ行くにも必要なことですので、しっかり備えましょう!
それでは、チャオ!