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落ち着いたインテリアに欠かせない木製の家具。日本の家庭でもさまざまな種類の
木製家具が使われていますが、今回はタンザニアならではの木材を紹介しましょう。
こちらはダルエスサラーム市内にあるカフェのテーブルです。
濃淡のまだらが特徴的ですが、何の木でできているかわかりますか?
日本では木材としてはあまりなじみのないココナツです。
キメの密度が非常に高く滑らか。椅子を動かすときは、ずっしりしたその重さにきっと
驚きますよ! このカフェのインテリアは、ココナツ材の家具で統一されています。
もうひとつ、味わい深いタンザニアならではの木材を紹介しましょう。
タンザニアの東海岸とアラビアを結び、インド洋を旅してきた「ダウ船(dhow)」と呼ばれる
伝統的な帆船の木材です。
長年、海水で洗われてきた木材は、まるで「骨」のようにシンプルで、ところどころ
朽ちているのも独特の魅力になっています。きちんと磨かれた手触りは滑らか、柔らかく
優しい印象です。
あいにくここではテーブルの写真ばかりですが、海辺に建つこのレストランはモダンな
室内にダウ材のテーブルを組み合わせた都会的なインテリアになっています。
ダルエスサラームを訪れた際は、お店の家具もチェックしてみるとおもしろい発見があると思いますよ!
ダウ材の家具や雑貨は、異国ムードを感じさせるインテリアとして人気があります。
お皿やトレイ、キャンドルホルダーといった雑貨なら価格も手頃だし、日本のインテリア
にも取り入れやすいでしょう。