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千鳥ヶ淵を眺める細長い憩いの場「九段坂公園」【東京】

marie

marie

東京特派員

更新日
2021年5月18日
公開日
2021年5月18日
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東京都千代田区、九段下。

靖国通り沿いに位置し、千鳥ヶ淵をゆったりと眺められる細長い公園が九段坂公園です。

昭和40年に開園されたこの公園は、現在では整備が終わり立ち寄りやすいスポットに生まれ変わりました。

▫️ 靖国通りと隣接している憩いの場

九段坂公園は、靖国通りに沿う形で細長く延びています。靖国通りとの間には壁などの隔たりがなく歩道と一体となっているので、公園内へスムーズに入ることができます。

千鳥ヶ淵緑道へ通じるバリアフリーの通路も設けられ、園内にはひと休みできるベンチも設置されています。

▫️ 史跡が残るスペース

遊具が置かれているような公園とは異なる九段坂公園ですが、従来からある構造物(銅像など)は整備後も残されているため、歴史をたどることができるスペースでもあります。

・ 大山巌像

・ 品川弥次郎像

・ 常燈明台

▫️ 四季を通じて楽しめる千鳥ヶ淵ビュー

歴史的建造物の存在ももちろんですが、九段坂公園の最たる特徴は千鳥ヶ淵が広がるここからの眺望です。

桜の名所として知られている千鳥ヶ淵ですが、春以外のシーズンもまた趣がある景観を楽しむことができます。私が個人的に好きな時期は、新緑の頃! あふれる緑と静かなお堀を眺めていると、不思議なほどリラックスすることができますよ。

都心にありながらこれだけの緑に囲まれるスポットは貴重ですね。

・ 千鳥ヶ淵について(現地案内版より引用)

千鳥ヶ淵は、旧江戸城の築城に合わせて、内濠(うちぼり)の一部として造られました。現在の千鳥ヶ淵と半蔵濠はもともと一つで、明治34年(1901)に代官町通りの道路工事に伴い分断され、今の形となりました。千鳥ヶ淵の名の由来は、V字型の濠が千鳥に似ているからといわれています。

千鳥ヶ淵は、旧江戸城の一部として、昭和38年(1963)に文化財保護法による特別史跡「江戸城跡」に指定されています。

整備後はグッと開放感が増して明るくなった九段坂公園。一見、公園とわかりにくい場所ではありますが、知らず知らずのうちに足を踏み入れたくなるおすすめのスポットです☺︎

施設情報

・住所: 東京都千代田区九段南2-2-18

・最寄駅: 東京メトロ 九段下駅

・(所在地)参考URL: 千代田区ホームページ

※2021年5月現在、東京は緊急事態宣言中です。詳しくは東京都のウェブサイト(https://www.metro.tokyo.lg.jp/)を確認いただき、地域のルールに沿った行動をお願いいたします

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