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ニューヨーク市は、18か月ぶりに公立学校は新学期から通学のみへ
2020年11月当時の小学校 [Photo by Hideyuki Tatebayashi] Do not use images without permission.
2021年5月24日 デブラシオNY市長は、新学期(2021年9月)から公立学校は通学(対面授業)のみとし、リモートクラス(遠隔授業)は取りやめる予定と発表。コロナの感染拡大により、多くの公立校が対面授業から、一部または全面的にリモートクラスに切り替えていました。しかしながら、学習の遅れ、親の負担(子供が自宅にいるため、働きに行けない)などの問題があり、現在12歳以上のワクチン接種を行っているニューヨーク市では、経済再開のためにも、対面授業のみとしたい考えです。公立校での対面授業の再開は18ヵ月ぶり。
NY市、9月から対面授業を全面再開 1年半ぶり – 日本経済新聞 2021年5月25日
ニューヨーク市の地下鉄は24時間運行再開
2020年4月当時の地下鉄 [Photo by Hideyuki Tatebayashi] Do not use images without permission.
2021年5月17日から、ニューヨーク市の地下鉄は再び24時間運行が再開。レストランなどの時間制限が解けたためで、1年前にはガラガラだった地下鉄が、現在では通勤客や観光客、家族連れを乗せ、混み合ってきています。地下鉄乗車ではマスク着用が求められます。
ただし、ニューヨークの地下鉄の治安は、いいとは言えません。相変わらず、アンチアジアのヘイトクライム(憎悪犯罪)や通りすがりの殺傷事件が起きています。警官がパトロールを行ってはいますが、乗車するときには不安を感じます。
ニューヨーク 2021年5月24日現在ワクチンの接種率
観光客にまでワクチン提供しているニューヨーク市ですが、ニューヨーカーのワクチン接種率はどうでしょうか。
2021年5月24日現在のデータでは、NYCを含むニューヨーク州全体で18歳以上のワクチン完全接種率は54.9%、867万2294名(1回目のみ済ませた人も含めると63.7%、1千7万614名)。ニューヨーク州全体で「18歳以上の完全接種率」は半数以上。アメリカの接種目標率は70%以上で、7月4日の独立記念日までには、フルオープン(完全再開)にしたいとしています。