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ニューヨーク市は、ワクチン接種完了者は屋外でマスク不要へ
2021年5月23日 セントラルパーク モール(並木道)[Photo by Hideyuki Tatebayashi] Do not use images without permission.
2021年5月19日 クオモ・ニューヨーク州知事は、CDC(米国疾病予防管理センター)のガイダンス変更にともない、ニューヨーク州においてワクチン接種者に対する「マスクの着用」および「ソーシャル・ディスタンス」の取り扱いを改定。
ニューヨーク州では、「ワクチン接種完了者」は、屋外での「マスクの着用」および「6フィートの距離の確保」が不要になりました。ワクチンを接種していない人は、引き続き、公共の場においてマスクの着用が必要。また、飲食店、小売店、オフィス、ヘアサロンや理髪店など屋内では、ワクチン接種有無にかかわらず、マスク着用が必要になります。
詳しくはこちらの記事で書いておりますので、ご一読いただけるとうれしいです。
観光客が増えたニューヨーク市
2021年5月23日 セントラルパーク 観光馬車 [Photo by Hideyuki Tatebayashi] Do not use images without permission.
ニューヨークは「ワクチンツアー」で観光客誘致をしており、町には観光客が戻ってきました。摂氏30度を超えたセントラルパークには、マスクなしの多くの人が集まっています。広大な敷地のセントラルパークなので、マスクを外しているのでしょう。また、セントラルパークにいる半数以上は、観光客です。
混み合うマンハッタンのチャイナタウンや、筆者の住むニューヨーク市クイーンズの住宅地などは、マスクをしている人がほとんどです。私はワクチン接種も済んでおり、最近受けたテストでも陰性でしたが、まだマスクは外していません。
感染率が昨年の夏以来最低になったニューヨーク
2021年5月26日 クオモNY州知事によると、ニューヨーク州の感染率は0.85%(週平均)で、2020年の9月2日以降の最低値だそうです。ワクチン接種が進んでいることにより、感染が減少しているのでしょう。やっぱりワクチンは効き目があるのですね。有効期間が不明なので、いつまで大丈夫なのかな?という不安はあります。
Governor Cuomo Announces Statewide Positivity Rate Is .70%, Lowest since August 30 – NY State Gov MAY 26, 2021
ニューヨーク 2021年5月26日現在ワクチンの接種率
観光客にまでワクチン提供しているニューヨーク市ですが、ニューヨーカーのワクチン接種率はどうでしょうか。
2021年5月26日現在のデータでは、NYCを含むニューヨーク州全体で18歳以上のワクチン完全接種率は55.5%、876万8603名(1回目のみ済ませた人も含めると64.2%、1千14万7477名)。ニューヨーク州全体で「18歳以上の完全接種率」は55%。アメリカの接種目標率は70%以上で、7月4日の独立記念日までには、フルオープン(完全再開)にしたいとしています。