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南伊豆では暑い日が続き、海で遊ぶ人たちも増えてきました。普段着はビーチサンダルに短パン姿……もう夏という感じです。と同時に、この時期から話題に上るのは、ウミガメの産卵に関するニュースです。
さて今回はそんなウミガメの産卵地を守るため、ビーチクリーンイベントに参加してきました関谷が担当します。
下田や南伊豆の海岸はウミガメの産卵地として知られ、休暇村の前の弓ヶ浜にもこんな看板があります(上の写真も南伊豆で卵が孵化した時のものです)。
このすばらしい環境を保護するため、5月30日の「ごみゼロの日」にあわせ、30周年を迎えた下田海中水族館が主催した初めてのビーチクリーンイベントとのことでした。
吉佐美大浜というビーチに集合し、そこから下田市内のどこのビーチに行ってもOKで、とにかくゴミを拾ってくるというものです。家族連れから個人、老若男女いろいろな方が集まり、参加人数は150人ほどいらっしゃいました。正直、皆さんの関心の高さにビックリしました。
水族館の方のあいさつと説明のあと、さっそく清掃開始。私たちは田牛、吉佐美、舞磯浜という南伊豆寄りのエリアでゴミを拾いました。
プラスチックやペットボトル、木材や漁具、たばこの吸い殻などなどを拾っていきます。いざ集めると多いのか、少ないのか……袋いっぱいにしたい気持ちと拾うものがないうれしさの葛藤がありましたが、あらためてビーチの美しさ、海のきれいさを実感することができました。
みんなが集めたものを見ると、やっぱり多いですね。
帰りには、本物のウミガメに実際に触れることもできました。
ウミガメが安心して産卵できるよう、この環境を維持できるよう、このようなイベントをぜひ今後も続けてほしいと思います。