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隅田川に架かる橋の中でも知名度が高い橋のひとつ、「勝鬨橋(かちどきばし)」。
1940(昭和15)年に開通し、2007年には国の重要文化財にも指定された国内で一番大きな跳開橋です。
※ 2021年9月現在、東京都では新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態措置がとられています。お出かけの際は、東京都のウェブサイトを確認いただき、地域のルールに沿った行動をお願いいたします。
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国内最大の跳開橋
隅田川の下流に架かる「勝鬨橋」は、万国博覧会におけるメインゲートとしての役割のために架けられました。橋の長さは246mで、中央区の勝どきと築地を結んでいます。
※ 万国博覧会は戦争が激しくなったことを受けて中止となりました。
日本最大の跳開橋として注目を集めた「勝鬨橋」ですが、隅田川を走る船の減少や自動車の交通量の増加といった理由で、昭和45年の11月29日をもって橋の開閉は最後となっています。
中央部分が跳開する「勝鬨橋」の迫力ある姿を一度見てみたかったですね。
※ 参考:東京都建設局ウェブサイト
跳開されていた時代の名残り
当時最先端の技術を用いて造られた「勝鬨橋」は、2007年に国の重要文化財に指定されました。
現在可動することがない橋ではありますが、橋を渡ってみると当時の名残りを見つけることができます。下の写真に写っている信号機で、通行者や船舶に橋の跳開を告げていたのでしょうね。
「勝鬨橋」は、ドラマやコマーシャルにも登場する機会が多い橋のひとつです。橋のすぐ側にあり名所のひとつだった「築地市場」は江東区の豊洲に移転したものの、通勤通学、そして人々の生活の足として日々活躍している橋です。橋を渡る際にちょっと目線を低くしてみると、遊び心ある空間からお隣に架かる橋の風景も見られますよ☺︎
※ 「勝鬨橋」から眺める「豊洲大橋」
アクセス
■ 勝鬨橋(かちどきばし)
・住所: 東京都中央区勝どき1丁目13番/築地6丁目19番
※ 参考: 中央区ウェブサイト