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夏休み、銅鐸博物館で古代の暮らしに触れてみよう!

フナズシマル

フナズシマル

滋賀特派員

更新日
2021年8月2日
公開日
2021年8月2日
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こんにちは、フナズシマルです。

夏休み真っ最中ですね。

夏休みといえば自由研究。でも毎年題材に悩んでいる家族の方も多いんじゃないでしょうか?

というわけで、今回は野洲市にある「銅鐸博物館」を紹介したいと思います。

場所は国道8号線から県道324号を希望ヶ丘文化公園方面へと向かって右手にあります。

マップには野洲市歴史民族博物館と示されていたりしますが同じ施設です。

銅鐸博物館のある場所から国道を挟んで向かい側にある大岩山で、1881~1962年にかけて大小29個の銅鐸が見つかりました。

その中には写真(複製品)にあるような日本最大の大きさを誇る巨大銅鐸もあったのです。

ここ銅鐸博物館では、そういったさまざまな銅鐸や、それらが使われた弥生時代の歴史や文化について学ぶことができます。

ちなみに銅鐸っていうのはまだまだ解明されていないことも多いのですが、いわゆる祭祀に使われた鐘(ベル)だというのが現在の主説になっているようですね。大きい銅鐸はお寺の鐘のように吊り下げられて打ち鳴らされたようです。それらと一緒に博物館には指先程度のとても小さな銅鐸ありました。そんなのを見るとベルなんだって思えますよ。

こちらの施設では、古代にちなんださまざまな体験が気軽な価格で申し込むことができます。ここは要チェックですね!

博物館のエリアにはほかにもいろいろな施設があります。

「弥生の森歴史公園」では、弥生時代の暮らしを体験できる竪穴住居や高床式倉庫が再現されており、実際に中に入ることもできます。

竪穴住居の横に小さなハス畑があるのですが、このハスはただのハスではありません。

千葉県の遺跡から見つかった2000年以上前のタネから発芽したハスで、「大賀ハス」というものなのです。

6月中旬から7月中旬が見頃なので、8月現在はもうほとんど花は落ちてしまいましたが1株だけ咲いていました。

かわりにスイレンの池はちょうどいまが見頃ですよ。

ピンクや白の花が水面に映えますね。

また国史跡大岩山古墳群8基のうちのひとつ、宮山二号墳がエリア内にあります。

こちらの古墳は中に入ることもできるので、古代の王になった気分になれるかも。

親子で楽しく学べる銅鐸博物館。希望ヶ丘での外遊びとセットで、夏休みの1日を有意義に過ごしてみてはいかがですか?

【銅鐸博物館・野洲市歴史民族博物館】

・住所: 滋賀県野洲市辻町57-1

・電話: 077-587-4410

・営業: 9:00~17:00

・定休: 毎週月曜日、祝日等の翌日、年末年始

・入館料: 大人200円、小中学生100円

・アクセス: JR琵琶湖線・野洲駅下車/南口から近江鉄道バス「希望ヶ丘西ゲート行」、「銅鐸博物館前」下車

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