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日本の首相も宿泊したパリ「ル・ロイヤル・モンソー」のイタリアンが新年度からリニューアル

守隨 亨延

守隨 亨延

フランス特派員

更新日
2021年9月4日
公開日
2021年9月4日
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日本では菅首相の退陣が話題ですが、その一代前、安倍首相がパリを公務で訪れた際に何度か宿泊場所になったのが、凱旋門近くにあり日本大使館からもすぐのパラスホテル「ル・ロイヤル・モンソー・ラッフルズ・パリ」です。

同ホテルにあるイタリアンレストラン「イル・カルパッチョ」が、2021年9月7日よりオリバー・ピラスとアレッサンドラ・デル・ファヴェーロというふたりのシェフを迎えて、リニューアルします。

▲オリバー・ピラス氏(左)とアレッサンドラ・デル・ファヴェーロ氏(右)

ふたりのシェフは、イタリアのベルガモ近くブルサポルトにある家族経営の3つ星レストラン「ダ・ヴィットリオ」で修行を積んだのですが、じつは仕事だけでなくプライベートでもパートナー同士。今回イル・カルパッチョでは、ダ・ヴィットリオのシェフであるエンリコ・チェレアとロベルト・チェレアと、彼らとの共同で考案された限定メニューが並びます。

ランチのコースは€65~、ディナーのコースは€125~。イタリアの伝統的で旬の食材とふたりの想像力が合わさった、軽やかで現代的なイタリア料理を堪能できます。

食後のスイーツも注目です。シェフ・パティシエを務めるクエンティン・ルシャと、オリバー・ピラスおよびアレッサンドラ・デル・ファヴェーロの才能が合わさり、ティラミスやトマトやイチゴのストラッチャテッラといった、クラシックなイタリアンデザートに表現されます。

食事に合わせた飲み物は、ミクソロジスト兼ソムリエ責任者のクレマン・エメリを中心とした若く才能あるチームが担当。イタリアの特別なワイナリーと美しいテロワールを発見させてくれます。若いふたりのシェフの料理をさらに引き立てる、感動的で調和が取れた食事が完成されます。

■Il Carpaccio(イル・カルパッチョ)

・住所: 37 Avenue Hoche 75008 Paris

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