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2021年6月14日からおよそ5ヵ月にわたって、日本からスウェーデンへの入国が認められてきましたが、明日9月20日から再び原則禁止となります。この措置は、現在のところ、10月31日まで適用となります。今回新たに日本と同様の対象となったのは、アルバニア、アルメニア、アゼルバイジャン、ブルネイ、そしてセルビアです。一方で、ウルグアイからの入国は認められることとなりました。
これは、EUが9月9日に発表した域外からの渡航制限に関する勧告に従い、スウェーデンへの入国措置について改められたものです。
しかしながら、この入国措置の例外も存在します。
スウェーデン国民及びスウェーデン居住許可を持つ外国人は、従来通り、入国可能で、陰性証明の提示も不要となっています。その他の例外については、スウェーデン警察ウェブページをご覧ください。
入国した場合でも、6歳以上の者は、早期にPCR検査をするように推奨されています。ただし、到着からさかのぼって2週間以上前にワクチンを2回接種した者、6ヵ月以内に新型コロナ陽性だった者はこの限りではありません。
9月20日から適用となるその他の変更点
入国に際し、EUデジタルCOVID証明により新型コロナワクチン接種の証明ができる場合は、陰性証明の提示も不要となっています。
9月20日からは新たに、北マケドニア、サンマリノ、スイス、トルコ、ウクライナおよびバチカン市発行の新型コロナワクチン接種証明を所持している場合でも、EUデジタルCOVID証明と同様の扱いとすることとなります。
また、EU及びEEA域内外からの入国にかかわらず、EUデジタルCOVID証明が可能な場合は、陰性証明不要となります。
さらには、EUおよびEEA域外からの入国が認められる場合でも、18歳以上の者は、入国時スウェーデン入国からさかのぼって48時間以内に発行された新型コロナの陰性証明の提示が原則必要となっていますが、今回この「48時間」という陰性証明の時間制限について変更があります。これまで48時間としていたところ、今後は「72時間」と改められることとなります。
EUデジタルCOVID証明による陰性証明は72時間としているので、これに合わせる形となるようです。
ちなみに、陰性証明には、スウェーデン語、英語、ノルウェー語、デンマーク語またはフランス語で
・被検者名
・生年月日
・検査日時
・SARS-CoV-2 または類似の記載
・検査の種類(抗原検査、PCR検査、LAMP検査、TMA検査のいずれか)
・検査結果
・証明発行者名
・検査実施者の名前、電話番号、住所
が記載されていることが必要です。
新型コロナに係る入国関係の情報は随時変わるので、スウェーデンへの入国を予定している場合は、出発前に改めてスウェーデン警察ウェブページを確認することをおすすめします。
(参考)
■スウェーデン政府