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皆さんこんにちは!
先日、健康診断に行ってきました。
新型コロナウイルス感染症の影響で、昨年よりどこの病院も病床がひっ迫しています。免疫力を高めて、感染しても重症化しなければ、筆者の分のベッドをどなたか別の方が使えるのでは?と思い、今まで以上に健康に留意してきた1年半でした。とにかく良く歩くようにしたと思います。
イタリアの医者はやる時には恐ろしいくらい徹底的にやりますが、血液検査では約35項目を調べ、ついでに長年の夢(?)だったアレルギー検査(背中へのパッチテストと両腕へのプリックテスト)も行ってきました。血だらけになりましたが、大満足で写真撮影もしました(先生と)。
アレルギー検査の方は、食物、金属などに対するアレルギーはありませんでしたが、スギ、ポプラ、イネ科の雑草などには反応がありました。血液中の鉄分の値なども以前に比べ増え、今まで以上に健康になっていました。これからも頑張って健康になっていきたいと思います。
↑ 近所のバールです。生絞りのオレンジジュースの色が全部違い綺麗でした。
私のイタリア人の先生は、女性のお医者さんです。
「先生、体が弱くていつもどこか具合が悪いんだよね」と堂々と言っていますが、とても明るくて元気いっぱいです。お年寄りなどは、先生の顔を見てやる気を出すために病院に来ているのでは?と秘かに思う時もあります。
イタリア人は、日本人並みに平均寿命が長いことで知られています。
このたび先生に、日本人で地中海風に食べるならこうしましょう!というメモを書いていただきましたので、お届けしたいと思います。
↑ ローマの近所の八百屋さんです。いろいろな種類のトマトがあります。トマトもとても健康に良いです。
【日本人向けの地中海式ダイエット】
1. 毎日5回の食事(朝食、おやつ[軽食]、昼食、おやつ[軽食]、夕食)を摂る。理由は食事を小分けにし、ドカ食いを防ぎ、血糖値の急激な上昇を抑えます。
2. 主食は、全粒粉などのものも摂取することで、炭水化物の種類(パン、パスタ、米、ジャガイモ等)などにバリエーションを持たせる。
3. できればコレステロールの高い甲殻類は避けて、白身の肉(鶏肉、七面鳥、仔牛のお肉など)とお魚(ホシザメ、タラ、タイ、シタビラメ、カレイ、青魚など)を食べる。
4. 赤身のお肉は食べ過ぎない。週に1回程度楽しむ。
5. 卵は週に1~2回程度いただく。
6. 低脂肪のチーズ(牛の乳のリコッタチーズ、プリモサーレ[ペコリーノ]、カッテージチーズなど)は週に1~2回摂ろう。
7. 野菜は、ランチとディナーの両方で味わうことが必要。
8. エクストラヴァージンオリーブオイルの生を、昼食に10g、夕食に10gを摂る。
9. 夕方に、アーモンドまたはクルミを10グラム食べる。
10. 汗をかくくらいの強度の運動を週に1~2回はしましょう。
筆者も、昨年からは、特に2番の主食にバリエーションを持たせることと、アーモンドやクルミ、ピスタチオを毎日食べるようにしていました。植物由来の良い油です。卵料理は簡単にできるため、ついつい使用する回数が多かった気がしますので、現在は気を付けています。
皆さんも変われますので、毎日少しずつ前に進みましょう!