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【特集】ローマのクリスマスイルミネーション スペイン階段の周辺編

阿部 美寿穂

阿部 美寿穂

イタリア特派員

更新日
2021年12月7日
公開日
2021年12月7日
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町はクリスマスのムード一色となってきました。

今回から数回にわたり、ローマのクリスマスイルミネーションの様子をお届けしたいと思います。昨年は、クリスマス直前にロックダウンに入ってしまったため、クリスマスを外で楽しむなどという余裕は全くなく、道に出たらそれこそ鞭で打たれそうでしたが、今年2021年は昨年の分をも写真を撮ってきますので、皆さんも楽しみにしていてください!

ローマで、クリスマスのイルミネーションでおさえたい場所は数ヵ所あります。そのため、記事をいくつかに分けて紹介したいと思います。今回は、スペイン階段周辺のクリスマスの飾り付けの様子です。今晩撮ってきたばかりの写真です。

↑ 吸い込まれそうな空の、美しいローマの夜の町角を歩いています。それではこれから、筆者と一緒にクリスマスのイルミネーションがされている通りを訪ねてみましょう!

↑ まずこちらは、イタリア語で"海老"という意味のガンベロ通りです。この通りにあるバールには、メニューやお店の装飾に、海老の絵が描かれたりしてかわいいところがあります。川タイプのイルミネーションです。

↑ 川タイプのシンプルなイルミネーションが続きます。石畳と石造りの町並みによく合い、美しいです。

↑ 今度は、カロッツェ通りのしずくタイプのイルミネーションです。しずくが放つ黄金の光のきらめきが、見つめる瞳を照らします。

↑ ぎらぎらぴかぴかと派手なネオンの色でなく、落ち着いたトーンの金色で統一されているところが、ローマのイルミネーションの特徴です。どんな人の心も穏やかになる景観です。

↑ スペイン階段とポポロ広場を結ぶバブイーノ通りのイルミネーションです。ゴージャスな葉っぱのリースに玉がつけられ、きらきらと輝いています。道の両脇には、お店が並びますが、お店はそれぞれ飾り付けをしてきれいにしています。

↑ こちらは、筆者が好きなタイプの飾り付けのひとつです。クローチェ通りのエレガントな雪の結晶と雪のイルミネーションです。決して派手ではないものの、見上げるとブルーのローマの夜空に本当に美しく映えるのです。

↑ 高級ブランド店が軒を連ねるコンドッティ通りにやって来ました。写真の奥には、スペイン階段が見えます。ラグジュアリーブランドのショッピングストリートとして有名な通りです。この通りの飾り付けは、毎年変わります。数年前は、かわいい動物の装飾の時があり、立体的なネズミ、リス、アヒルなどの電飾が輝いていました。今年は、ゴージャスな橋タイプのイルミネーションが見えます。少しずつ歩いて、スペイン階段の前まで行ってみましょう!

↑ 年によっては、スペイン階段の真ん中あたりに、電飾されたクリスマスツリーが置かれていることがあります。これが不気味にピンクやパープルなどに光を放つのです。かなり遠くからでも良く見えて怖いツリーです。今日は、特に何かが置いてあるのは見えません。人がたくさんいて、焼き栗屋さんも忙しくなって来ました。ちなみに、ローマの路上焼き栗屋は、ローマの北にあるヴィテルボ県の農家から栗を買っていることが多いです。おいしい栗です。

↑ こちらは、それぞれのお店で自発的に装飾をしている例です。スペイン階段の前にあるシャネル(CHANEL)のお店です。エレガントなお星さまの装飾がすてきです。

↑ 最後は、流れ星タイプのイルミネーションです。場所は、フラッティーナ通りです。こちらもかわいい通りでした。

今回は、有名観光スポットのスペイン階段の周辺のクリスマスのイルミネーションをお届けしました。どのイルミネーションも、成熟したヨーロッパの町の落ち着きを感じさせてくれました。美しいイルミネーションで、職人さんに筆者のうちの窓枠もお願いしたいくらいです。次回は、また違うローマのすてきなクリスマスのイルミネーションのスポットを紹介します!

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