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2022年クアラルンプールのチャイニーズニューイヤーの風景②

逗子 マリナ

逗子 マリナ

マレーシア特派員

更新日
2022年2月2日
公開日
2022年2月2日
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マレーシアはチャイニーズニューイヤー(Chinese New Year)のホリデー中です。

今年は緩和が進み、帰省も許可されているため、一部では日本の年末年始のような渋滞があったところもあるようです。

中国本土のみならずマレーシアでも盛大にチャイニーズニューイヤー(Chinese New Year)を祝います。

今の時期は商業施設などでも中華圏のお正月を祝う歌などが流され、この歌を聞くと、時の流れの速さを感じます。

さて前回はパビリオンKL(Pavilion KL)のデコレーションをお伝えしましたが、今回はスリアKLCC(Suria KLCC)です。

クリスマスソングが流れウインターワンダーランドが広がっていたのはつい1ヵ月前。

KLCC公園の噴水前にあったクリスマスツリーに変わって、パゴダ(Pagoda)が登場。

実はこのパゴダ、公開当初の屋根の色は緑色でした。

中華圏では、この色が新年を祝うにはふさわしくないとのことで、ちょっとした論争になってしまい、1月下旬に黄色に塗り直されるということがありました。

イベントごとにデコレーションが登場するセンターコートには荘厳な中華寺院が!

狛犬も両サイドにいて、本物のようですね。

多民族国家のマレーシアでは中華寺院にもマレー系やインド系がごく普通に観光に来ています。

今回も家族やカップルで写真を撮っている姿が多く見られました。

クリスマスの時も思ったのですが、このあたりの多民族国家への理解や寛容な気持ちはマレーシアの人々の魅力のひとつではないかといつも思います。

俯瞰(ふかん)で眺めると、その迫力が伝わってきます。

こちらは人気のフォトスポット。

最近はセンターコート以外にKLCC公園前のエントランスに登場しています。

年に何度も、まるで早変わりのようにイベントごとに大掛かりな舞台装置のようなデコレーションが登場するマレーシア。

今年はロックダウンや移動制限がなくマレー系、インド系の祝日もこのようにお祝いできるといいですね。

こちらは主にシンガポールとマレーシア限定でチャイニーズニューイヤーの縁起ものの食事とされるイーサン(Yee Sang /魚生)

最近はいろいろなところで縁起物のイーサンが食べられます。

今年はカジュアルな集まりで日本食レストランで。

早くコロナが終息しますように…と、願いながらいただきました。

■スリアKLCC(Suria KLCC)

・住所: 241, Suria KLCC, Kuala Lumpur City Centre, 50088 Kuala Lumpur

・営業時間: 10:00〜22:00

(撮影by逗子マリナ)

※写真の無断転載禁止

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