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ゲンティン・ハイランド(Genting Highlands)の屋外テーマパークといえば、日本でいう"昭和レトロ"な雰囲気のテーマパークとして知られていました。
大規模リノベーションされるということで、数年にわたり工事が行われていましたが、ついに2022年2月8日(ソフト)オープンすることがアナウンスされました。
その前日に、メディアやプレス向けの先行公開があったので参加してきました。
今回はそのときの様子をレポートします。
最初に感想となりますが、強く印象に残ったのが…
・映えスポットだらけ
・子どもから高齢者まで対応
・チケットはアプリと連動していて、QRコードで完結。売店、レストランなどはキャッシュレス決済
・ベビーカー置場、ベンチが多い
・授乳&ベビールーム
そして、なんといっても涼しい! この日の気温は正午時点で23度。
暑いなかで遊ぶのも楽しいのですが、やはり涼しい方が行動しやすく感じます。
入場方法は、あらかじめダウンロードしたスカイワールド(SkyWorld)のアプリに発券されたチケットのQRコードを読み込ませ同期させます。アトラクションではスマホをかざしてチェックインします。
このアプリでは追加料金なしでアトラクションの乗車時間を予約できる「バーチャルキュー(Virtual Queue)」の利用、テーマパーク内での飲食やショッピングなどの支払い機能、自分が今どこにいるのかが分かるマップ表示など、とても便利です。
園内は9ヵ所のエリアに分かれています。
それぞれのエリアには、エリアのテーマに沿ったアトラクションやフード、ショップなどがいくつかあります。
各エリアのテーマはおおまかに説明すると以下の通りです。
スタジオプラザ(Stadio Plaza) 正面エントランスとショッピング、カフェなどのアーケード
セントラルパーク(Central Park) 都会のビル街と噴水公園
リバティーレーン(Liberty lane) 小さく魅力的な路地のある都会の裏通り
ロボットリベットタウン(Robots Rivet Town) 工場
アンドロメダベース(Andromeda Base) 宇宙と近未来
アイスエイジ(Ice Age) 雪山
リオ(Rio) 色鮮やかなフェスティバル
イーグルマウンテン(Eagle Moutain)ちょっとラフな岩山
エピック(Epic) 草木や花などの自然
アトラクションだけで21種類、そのほかにも屋内屋外のショーやパフォーマンス、噴水やオブジェがあるミニ公園などが配置されています。
とはいえ、園内はすごく広いという感じではありません。基本は回廊になっているので、まずは一周して雰囲気を楽しんでみるとよいです。
また色使いやキャラクターもどこかマレーシアらしさが感じられます…。
フード類はスナックから高級レストランまで幅広く、フードコートもあります。
今回私が訪れたのは、イギリスで有名なフィッシュ&チップスのお店ハリー・ラムスデン(Harry Ramsden)のコッド(鱈/Cod)のコンボ(Combo)で、RM39(約1014円)でした。フィッシュフライ1本とたっぷりのチップス(ポテトフライ)、ドリンクが選べます。
フッシュ&チップスはヘビーなイメージがあるのですが、意外とあっさりしていました。
鱈はほろほろとしてやわらかく、付属のタルタルソースも軽い感じなので食べやすい。
ただしポテトはかなり量がありました。
お店の裏の噴水前にイートイン用のテーブルがあります。
シェードがなくても心地よく外出ご飯を食べるのはかなり久しぶりです。
冒頭でもお伝えしましたが、絶叫マシンもあるのですが、アスレチックのような自分で体を動かすもの、小さい子ども向けのもの、インドアで楽しむVRシューティングなど本当にさまざまなアトラクションが、ぎっしりと詰まったテーマパークといった印象でした。
そして、いくつか乗ったアトラクションでは高さがあがるものがおすすめです。
眼下にゲンティンの原生林の絶景が見渡せます。
ゲンティンには見晴らしのよいところが多いのですが、ここはまさに頂上からの眺めなので、
アトラクションだけではなくこちらも楽しんでみてはいかがでしょうか。
■ゲンティン・スカイワールド(Genting SkyWorld)
(撮影by逗子マリナ)
撮影許諾取得済み(soft-opening preview of Genting SkyWorlds)