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構想から約40年 2022年2月2日に大阪中之島美術館が開館しました

かおり

かおり

大阪特派員

更新日
2022年3月7日
公開日
2022年3月7日
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こんにちは。大阪特派員のかおりです。3月に入って各地で梅も咲き始め、やや春らしくなってきたかなとは思いますが、まだまだ寒い大阪です。今回は2022年2月2日に大阪市に開館したばかりの美術館、大阪中之島美術館の紹介です。

この美術館は1983年に大阪市制百周年記念事業の基本構想のひとつとして建設が発表されましたが、紆余曲折あって、開館までに約40年もの長い年月がたってしまいました。当初は近代美術館という名前の予定でした。建設工事が着手されたのは2019年2月ですので建設期間は3年ですが、準備にはずいぶん長くかかってしまったんですね。美術品はずいぶん前から寄贈や購入などをしており、2004~2012年には旧出光美術館大阪の場所で、大阪市立近代美術館心斎橋展示室という名称で展示をしていました。

現在「Hello! Super Collection 超コレクション展ー99のものがたりー」の展覧会が2022年3月21日まで開催中です。

チケットはwebから入場日時指定で事前購入が可能です。購入カレンダーを見る限りどの時間帯も空きがあるようですし、当日券もありますので、おそらくいつ行っても入場できるかと思います。筆者は開館1週間後の2月8日(火)10:00にチケットを事前購入して行きました。事前購入していた人がほとんどで、オープンを待つ人で長蛇の列ができていましたが、当日券は販売していました。入り口付近は混雑しており、展示物を見るのに前の人が見終わるまで待つこともありましたが、奥まで入ってしまえば人がバラけるのでゆっくり見ることができました。

現在の展覧会で、絵画に詳しくない筆者でも知っている画家としては、マリー・ローランサン、サルバドール・ダリ、ロートレック、アルフォンス・ミュシャ、グスタフ・クリムトなどでしょうか。大阪と関わりのある日本人の近代美術品も多く展示されています。展示物は撮影可のものもあり、有名なところでは佐伯祐三氏の郵便配達夫です。

4月9日からはモディリアーニ展、7月23日からは岡本太郎展も開催予定です。たまにはゆっくりと美術鑑賞はどうでしょうか。■大阪中之島美術館・URL: https://nakka-art.jp/

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