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こんにちは、フナズシマルです。
今週は二十四節気の「清明」ということで、それにふさわしい爽やかな暖かい日が続きますね。
大津市周辺の桜も今が見頃となっています。
というわけで、Eバイクに乗って瀬田川周辺の散策も兼ねつつ、大津のローカルな桜スポットを巡ってきました。
まずは自宅からすぐ近くにある名所から。
大津市の瀬田というエリアに長沢川という川があって、その両岸に桜並木が続きます。長沢川自体は全長2km程度でびわ湖に注ぐ川なのですが、その大部分が桜並木になっています。ここを自転車で走るだけでも十分満足できるくらいです。
続いては瀬田の唐橋の袂にやってきました。
桜の本数はそんなにはないですが、日本三古橋の一つである瀬田唐橋と桜のコンビネーションが絵になるスポットです。
瀬田唐橋を南下し、瀬田川沿いにある「瀬田川ぐるり散歩道」を自転車で流します。
この道はとても水面が近く、ゆったりした瀬田川の流れを見ながらのんびりとサイクリングができるんです。
ちょっと足を伸ばして、南郷洗堰(あらいぜき)までやってきました。
ここはびわ湖の水を堰き止めているところ。
初代の洗堰があった場所にはカフェっぽいテーブルと椅子が設置されています。ちょっと休憩しましょう…。
向かい側の南郷公園では、ピンク色のエドヒガンザクラが満開でした。
南郷公園の地域を紹介する案内板を眺めていたら、近くにある小学校の前にも桜並木がある様子。
ちょっと寄り道してそちらへ行ってみることに。そんな風にすぐ寄り道できるのが自転車の良いところですね。
ふと見ると高台の住宅街に向かって大きく立派な桜の木が並ぶ景色が目に止まりました。
この川沿いの家の人は花見なんて行かなくても、家の前で十分でしょうね。
瀬田川を北上し、石山寺へ。
ここの参道は秋の紅葉がとても綺麗なんですが、春の桜もいいですね。
でも私はこっちのほうが……。
石山寺前にある叶 匠壽庵さんの「石餅」。花より団子とはこのこと。
瀬田川をぐるっと回って唐橋まで戻ってきました。
瀬田川には唐橋のところに中洲があるのですが、そこにも桜が…。欄干と一緒に思わず撮りたくなってしまいました。
そのまま湖岸をさらに北上。
近江八景の一つ「粟津の晴嵐」の碑が立つ場所から琵琶湖を望みます。
そう、国土交通省の区分けではここから先が琵琶湖なんですよ。
粟津からしばし走れば大津の桜の名所「膳所城址公園」。
例年ならお花見のシートがたくさん敷かれているような場所ですが、コロナ禍以降はしずかに桜を楽しめる場所になっていますね。
膳所城址から旧東海道へと向かいました。
膳所神社の桜も大きくて見応えあるものでした。
東海道を走って県庁前を過ぎ、大津駅前まで来ました。
大津の桜スポットで私が一番好きなのは、この天孫神社の桜です。小さな境内ですが、所狭しと桜の花で埋めつくされるんです。
この天孫神社の桜を見ないと春は終われないですね。
さていよいよお花見サイクリングも終盤。
三井寺(園城寺)のあるエリアを長等といいますが、長等山には公園があって花見スポットとなっています。
平日ということもあってか、どこも人は少なめですね…。混雑して桜よりも人を見に行くような場所もかつては多かったと思いますが、今はどうなんでしょうかね。人気のあるところは今でもいっぱいなのかな?
最後は滋賀県の中ではトップクラスの人気桜スポットにやってきました。
琵琶湖疏水です。
ちょうど今の時期は疏水船が桜の風景の中運行されています。非常に人気があるのでなかなかタイミングよく乗船できないですが、このタイミングで予約できた人はとてもラッキーですね。
いかがでしたか?
滋賀の桜、湖や川など水の景観とともにある風景があちこちに広がっています。
そんな春の風景に包まれて走るサイクリング、とても楽しいですよ。