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4月に入って早々に冷たい雨が降りましたが、この週末は暖かく過ごせそうですね。
先日、春を満喫したいと思い、桜が見頃の時に国営昭和記念公園へ行ってきました。
桜はすでに終わりを迎えていますが、昭和記念公園の花のリレーは始まったばかり! 週末のお出かけの参考にしてみてください。
3年ぶりの一般公開!圧巻の「桜の園」
東京都立川市にある国営昭和記念公園は、総面積180ヘクタールにおよぶ広大な敷地を持つ公園です。
巨大なアスレチック広場や広い原っぱ、バーベキュー施設などもあり、人々の憩いの場所として人気の高い公園ですが、四季折々の花や植物を満喫できる場所としても有名です。
特に4月から5月にかけては、桜、菜の花、チューリップ、ツツジ、ポピーなど多くの花が開花を迎え、花盛りとなります。
美しい花たちの競演をひと目見ようと毎年多くの人が訪れますが、新型コロナウイルスが蔓延してからは、2年連続で桜の時期に休園を余儀なくされており、2022年は3年ぶりの一般公開となりました。
昭和記念公園には、ソメイヨシノ、ヨウコウ、シダレザクラ、オオシマザクラなどさまざまな種類の桜が植えられています。
園内の至るところに桜がありますが、特に見ごたえがあるのは「みんなの原っぱ」エリアにある桜の園ではないでしょうか。
大木のソメイヨシノが一斉に咲き誇る姿は圧巻で、あたり一面まるで桜の雲の中にいるような幻想的な気分に浸れます。
今年は感染対策のため、桜の園の周りにはロープが張られ、出入口は1ヵ所に限定。桜の周りでの飲食も禁止されていました。
桜の園の外の原っぱでは、レジャーシートを広げ、のんびりピクニックされている方もいたので、桜の周りだけ禁止されているようです。
「みんなの原っぱ東花畑」では、菜の花も咲いており、桜との競演も楽しめます。
菜の花の黄色と桜のピンクは春らしい色合いで元気が出ます。
まるで小さなキューケンホフ公園!チューリップも見頃です
桜の園のすぐ近くにある「渓流広場」には、チューリップガーデンが広がります。
チューリップやムスカリ、スイセンの花が小川のほとりに整然と植えられ、周りの木々の木漏れ日も相まってとても美しい庭園です。
こちらのチューリップガーデンは、オランダのキューケンホフ公園のデザインを踏襲したものだそうで、その美しさにも納得。
2022年4月1日時点では、早咲きの品種やムスカリが見頃を迎えていました。
桜とチューリップのコラボレーションも楽しめました。
本格的に見頃を迎えるのは4月中旬から下旬にかけてですが、咲くタイミングの配分が考えられているので、シーズン中はいつ行っても損した気分にはならないと思います。
親子でサイクリングも楽しめる
昭和記念公園はたいへん広大なので、園内の移動には自転車もおすすめです。
サイクリングコースが整備されているので、安全に走行できますし、各ポイントに駐輪場もあるので途中下車しながら利用できます。
公園の出入口3ヵ所(立川口、西立川口、砂川口)に貸出場所があり、予約も不要でした。
ただし借りた場所に返却しないといけないので、その点だけ注意してください。
筆者は砂川口で借りましたが、チャイルドシート付きのものや2人乗り自転車まで取り扱いがありました。
チャイルドシート付のものは前乗りと後ろ乗りの2種類用意されているので、お子様の年齢や体格に合わせて選べます。
また、写真のようなフラワーマップや見どころMAPもあるので、訪問した日はどこの花が見頃かなどの情報がすぐに確認できます。
ウェブサイトでも公開されています。
園内ではこんな乗り物も見かけました!
事前予約制で、セグウェイに乗って園内をガイドしてもらえるイベントもあるそうです。
公園の入場は2022年3月からキャッシュレス決済がスタートし、交通系ICカードでピピっと入れるゲートがありました。
駅にあるような自動改札機が設置されていて、ワンタッチで入場でき、とても便利でした。
対応しているのは、大人料金(450円)のみでシルバー料金は未対応など、少し制約があるのでご注意ください。
■国営昭和記念公園
・住所: 東京都立川市緑町3173
・開園時間: 有料区 9:30~17:00、みどりの文化ゾーン 8:30~18:00
※3/27(日)~5/22(日)までの日曜・祝日は【西立川口】のみ7:30開園
※土日祝は18:00閉園