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こんにちは。
大阪特派員のかおりです。
大阪の桜情報、第7弾をお伝えします。
今回で今年の桜記事はおしまいです。すっかり葉桜になってしまいました。
大阪市北区にある造幣局では、毎年4月中旬頃の桜の開花時に造幣局構内の全長約560mの通路を1週間一般に開放しています。
大阪の桜といえば、造幣局の桜の通り抜けがまず挙がるといってもいいぐらいの有名な場所で、2019年は1週間で58万人が訪れました。
八重桜がメインなので、ソメイヨシノの開花から1週間程度遅れての開花となります。
約138品種335本の桜が植えられています。
3年ぶりに開催された桜の通抜けは、混雑を避けるためwebでの事前申し込みをしたうえで2022年4月13日(水)~19日(火)の開催となりました。
写真の撮影日は2022年4月16日です。
2022年は入場者数を相当少なくして開催したようで、ゆったりと桜を楽しむことができました。
コロナ禍前、2019年の造幣局の桜の通り抜けの様子はこちらです。
写真を見比べると、今年の人の少なさがおわかりいただけるかと思います。
このときはとにかく立ち止まらないで前に進むように言われ、ゆっくり写真を撮ることはできませんでした。
毎年、数多くの品種のうちから今年の花が選ばれるのですが、今年は「福禄寿(ふくろくじゅ)」です。
花弁の数が15~20枚あり、大輪で房状にまとまって咲きます。
新品種の伊予菊桜(いよきくざくら)。
原木は伊予の国、愛媛県の松山にあります。
菊のように花弁が多く、100~130枚もあります。
花の色が淡黄緑色の鬱金(うこん)。
希少な緑の桜、御衣黄(ぎょいこう)。
開花が進むにつれて花弁の中心に紅色の縦線が現れます。
造幣局でいちばん多く60本植えられている関山(かんざん)。
もこもこした大輪の花なので、写真全体が綺麗なピンク色になって青空に映えます。
桜の塩漬けはこの関山が原料として使われることが多いそうです。
2019年は長蛇の列ができていた南門入り口近くの貨幣セット売り場にはほとんど人がおらず、北門出口のお土産売り場「ミントショップ」も並ばずに購入できました。
今年はゆっくりと桜を見ることができましたので、来年も入場を制限していただけるとよいなと思いますが、予約した日が雨だった場合は困りますね。