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関東も梅雨入りし、すっきりしない天気が続いていますが、
この季節の楽しみといえば、やはりあじさいですね。
先日(…といっても、梅雨入り前ですが)、東京から少し足を延ばして、鎌倉は長谷寺を訪れてきました。
長谷寺へのアクセスには、このかわいらしいローカル線、江ノ電こと「江ノ島電鉄」を利用するのが便利です。
鎌倉駅へ降り立ち、江ノ島へ乗り換えます。
訪れたのは、5月末。あじさいの季節を目前に、電車にはあじさい仕様のプレートがあしられていました。
七里ヶ浜の海辺の景色や山に沿って並ぶ家々といった、鎌倉らしい景色を楽しみながら、ことこと揺られること約5分。
あっという間に、長谷駅へ到着です。
駅からさらに5分ほど歩いて、長谷寺へ。
大きな提灯が目印の正面入口。
1300年記念行事の一環で、金色になっています。
境内の中は、緑が豊かで清らかな気持ちになれます。
鎌倉 長谷寺の「あじさい路」
さて、長谷寺といえばご本尊の十一面観音もたいへん有名なのですが、まずはあじさいのことを。
長谷寺のあじさいの見どころは、「あじさい路」です。
斜面一面にあじさいが植えられており、見頃を迎えると文字通りあじさいに囲まれた小路を歩きながら、花を観賞することができます。
最初は結構勾配がきついのですが、写真で伝わるでしょうか?
この階段を頑張って上りきると、美しいあじさいと鎌倉の景色を堪能できます。
本当に見晴らしが良く、頑張って上る価値のある眺めです。
(2022年5月29日撮影)
現在、こちらのあじさい路は見頃を迎えており、混雑を回避するために拝観料とは別に「あじさい入場券」を購入する必要があるそうです。
定員に達すると、入場券の頒布を中止するとのことなので、訪問を考えている方は、事前にウェブサイトもよく確認してみてください。
参考URL:https://www.hasedera.jp/(鎌倉 長谷寺公式ページ)
ご本尊造立1300年記念
今の長谷寺でもう一つ見逃せないのが、ご本尊造立1300年記念の行事です。
2021年に1300年を迎えられたそうで、その記念として、ご本尊の十一面観音が総開帳されています。
普段仏具などで隠れてしまっている足元まで拝めるよう、特別なしつらえを施されているそうで、全身を拝観することができます。
さらに、通常は年に一度の観音会(12月18日)のみ行われる「御足参り」が、1300年記念として2021年3月18日から毎日行われています。
私は残念ながら御足参りをすることができなかったのですが、記念の御朱印を頂きました。
この週末は、つかの間の晴れ間がのぞくようです。
見どころが目白押しの今の長谷寺に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
■鎌倉 長谷寺
・住所:〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷3丁目11−2
・URL:https://www.hasedera.jp/