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標高約1400〜1600mの高原にあるキャメロン・ハイランド(Cameron Highlands)。クアラルンプール からは約200km、車で約3時間の距離にあります。
年に2〜3回キャメロンハイランドに避暑に出かけるのですが、今回はロックダウンなどもあり久しぶりに訪れました。
何よりも魅力はその気候。日中でも最高気温25〜27度、夜は16〜19度。
ホテルにはエアコンがないところが多く、それでも明け方は冷え込むと感じられるほどです。
キャメロン・ハイランドといえば、茶畑。
一般公開されて訪れることができる場所が5ヵ所あります。
アイコンともいえるキャメロンバレー・ティー(Cameron Valley Tea)のティーハウスが3ヵ所、ボーティー(Boh Tea)が2ヵ所です。
特にボーティーのスンガイパラスティーガーデン(Sungai Palas Tea Garden)と、キャメロンバレー・ティーのティーハウス1(Tea House 1)は、ツーリストが必ずといっていいほど訪れる観光スポットとなっています。
そこで今回は、なかなか訪れることも少ないと思われる、キャメロンバレー・ティー(Cameron Valley Tea)のティーハウス3(Tea House 3)をご紹介します。
茶畑自体の規模は他の2ヵ所と比べると地味ですが、実はこちらではほかでは体験できないスリリングなアトラクションがあるのです。
ティーハウス3(Tea House 3)はキャメロン・ハイランド(Cameron Highlands)の中心タナー・ラタ(Tanah Rata)から約17km北にあります。
空いていれば車で30分ほどですが、混んでいると1時間以上かかります。
ティーハウス3(Tea House 3)の見所は2ヵ所。
ひとつ目は茶畑の中を歩き回れるように歩道が整備がされていること。
茶畑を散策しやすいようになっています。
キャメロンバレーティーのサインも中腹にあり、映えを意識した感じです。
入園料はRM3(約90円)です。
そしてふたつ目は、茶畑アドベンチャーです。
駐車場の奥にあるCameron Adventurous ATV & Safariで申し込みが可能。
山の中腹にある展望台まで急勾配の細道を古くてワイルドな四駆で一気に登り、戻ってくるコースです。
大人RM18(540円)で、人数が集まってきたら出発します。
あるいは16歳以上であれば自分で四輪バギーを運転していくこともできます。こちらはRM98(約3000円)。
この茶畑アドベンチャーは実は2回目なのですが、以前よりも車が揺れるような気がしました。
右側は急な崖で、ガードレールもないため緊張感あふれ、そして揺れます。
やがて中腹の展望台につきます。
前回来た時になかった映え&スリルアトラクションが登場しています!
空中ブランコに乗って写真撮影RM5(約150円)ができるようになっていました。
展望台ではゆっくりと眺望を楽しむことができます。
別料金となりますが、めったに撮れないような空中写真が撮影できるので、挑戦してみてはいかがでしょうか。
山なので日射しは強いのですが、吹き抜けるのは高原の風。
眼下にはのどかな景色が広がっていて、リフレッシュできます。
※こちらの会社に人に聞いたところ、その場でSNSにハッシュタグを入れて写真をアップすると、ミニサボテンの鉢植えをプレゼントしているとのことでした。
この展望台へは徒歩で登ることもできますが、とにかく斜面が急なので大変かもしれません。
ほかのティーハウスやティーガーデンと比べ、週末でも人が少ないので、ゆっくりと写真を撮りたい、あるいはのんびりしたい人におすすめです。
また、キャメロン・ハイランドではグラブ(Grab)が利用できるという情報があるようですが、2022年7月現在、タクシー配車はありません。ご注意ください。
※進出する、という情報は2020年時点ではありました。
ただし、グラブフード(フードデリバリー)は利用可能となっています。
車以外の移動手段はレンタルバイクかタクシーとなります。
キャメロン・ハイランド(Cameron Highlands)へはクアラルンプールから日帰りツアーも出ているので、気になったらぜひチェックしてみてくださいね。
■キャメロンバレー・ティー/ティーハウス3(Cameron Valley Tea/Tea House 3)
・住所: 49th mile kuala terla, cameron highlands, 39000 Tanah Rata, Pahang
・営業時間: 9:00〜18:00
(撮影by逗子マリナ)
※Cameron Adventurous ATV & Safariより撮影許可をいただいています。
※写真の無断転載禁止