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グルメ情報が続いていたので、ペナン有数の観光地「水上モスク」を紹介します。
ごぞんじの通り、マレーシアは他宗教国家ですがイスラーム教を国教としています。そのため、町中にはたくさんのモスクがあります。
定期的にアザーン(礼拝の時刻を肉声で告げる呼びかけ)が流れますが、その響きがとても美しく、異国情緒を感じます。
話がそれましたが、そんなたくさんあるモスクの中でも個性的なのが今回紹介する「水上モスク」です。
地元ではPenang Floating Mosqueと呼ばれています。
その名の通り、モスクが水の上に浮かんでいるように見えます! ミナレットが特徴的で、見た目がとても美しく、宗教問わず観るものを夢中にさせます。(実際には高床式で、満潮時のみ水上に浮かんでいるような外観になります。)
場所はTanjung Bungah。George Townからリゾート地のBatu Feringhiに向かう途中にあるので立ち寄りやすいです。
では、どうしてわざわざ水の上にモスクが建設されたのでしょうか?
調べたところ、元々この地域には500人程度を収容できるモスクがあったのですが、人口増加に伴い地元のムスリムコミュニティには手狭になってきたそうです。
しかし、拡張するための土地が限られていたため、今の様な海に面した場所にモスクを建設する案が出され、2003年に着工。2005年1月に今のモスクが一般公開されました。現在は何と1500人もの礼拝者を収容することができるそうです。
東洋の真珠として人気を博するペナン島。人口増加がこんなところにも影響しているとは知りませんでした。
今回は予定の都合上、内部には入りませんでしたが、次回は入ってみたいと思います。満潮・干潮時でもそれぞれ違う表情を見せるそうなので、また訪問してみたいです。
水上モスクの向かい側にはとても美味しい経済飯のレストランがありますので、それはまた次回紹介します!
■Penang Floating Mosque
・住所: Jalan Batu Ferringhi, Tanjung Bungah, 11200 Tanjung Bungah, Pulau Pinang
・アクセス: City Hallから車で20分ほど