にしのこでじゅんじゅん

こんにちは、フナズシマルです。

さて、ちょっと変なタイトルにしてみました。

"にしこのでじゅんじゅん"って……なにさ？

にしのこ、とは西の湖のこと。

近江八幡市にある琵琶湖の外側にある内湖と呼ばれる湿地帯です。

昭和の初期までは琵琶湖のまわりには大小あわせて37個もの内湖がありましたが、干拓などで田畑に姿を変え、現在では23個まで減ってしまいました。そんななか干拓されずに残った琵琶湖の内湖の中でも最大の広さを誇るのが「西の湖」なのです。

場所は織田信長の居城だった安土城が建っていた安土山に面しています。

では「じゅんじゅん」って何？

はい。ではその説明の前に西の湖巡りの旅に和船に乗って出かけましょう！

やってきたのは「西の湖すてーしょん」。

NPO法人ねっとわーく西の湖様が運営されている西の湖観光の中心施設になります。

事前に申込をすれば、和船でのクルージングが楽しめます。

ということでさっそく船に乗り込みます！

すると……

船の中にはなにやら食事の用意がされていますよ。

はい。これが「じゅんじゅん」です。

そう、この見た目すき焼き風の鍋料理が滋賀の名物「じゅんじゅん」なのです。

滋賀のすき焼き＝じゅんじゅんと理解していただいても問題ありませんよ。

ただじゅんじゅんの場合、地域によって牛肉以外にも鶏肉や湖魚などが使われる場合があります。今回の西の湖のじゅんじゅんは鶏肉ですね。

真ん中の赤いのは、派手好きな信長が赤色に染めさせたと伝わる「赤こんにゃく」です。

割り下は西の湖すてーしょん特製！

これを食べつつ、ガイドさんの案内を聞きながら優雅に船で西の湖を巡るのです。

すごく贅沢な気分に浸ることができますよ。

約1時間半のコースでは広大な西の湖をゆるりと回り、近畿地方で最大級と言われるヨシ原の奥へと入っていきます。ヨシ原の間を抜ける水路はまさに和風ジャングルクルーズ。

船が通るのを待ち構えて水中に潜るカワウの姿やツバメの大群衆にも出合えたりと、太古から変わらぬ自然の姿をとどめる日本の原風景には本当に心を癒やされます。

詳しくはこちら（https://azuchi-shiga.sakura.ne.jp/）もご覧ください。

滋賀県営都市公園・湖岸緑地様イベント情報（https://www.seibu-la.co.jp/park/kogan/event/）にも

ゆったり秋色感じるこころ旅「Ｅ-バイク（アシスト自転車）で巡る琵琶湖・湖岸緑地ツアー」にて10月29日に西の湖じゅんじゅんの旅が実施されます。

興味ある方はぜひいかが？

■西の湖すてーしょん

・住所： 近江八幡市安土町下豊浦4187-3

・電話： 0748-46-6960