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旅行好きの皆さんには、Zipairを利用してらっしゃる方もいらっしゃるかと思います。
この2022年12月より、そのZipairで、成田空港からサンノゼ空港への直行便が運航されることが決定されています。
サンノゼ界隈の日本人社会ではビッグニュースとして話題になりました。さっそく年末の日本一時帰国をZipairで予定している友人もいます。
Zipairは、正式名称を株式会社ZIPAIR Tokyo(ジップエア トーキョー)といい、日本航空の子会社である国際線専門の格安航空会社(LCC)です。従来、成田〜ロス便、成田〜バンコク便、成田〜ソウル便など、北米線やアジア線を就航していました。
今後、そこに成田〜サンノゼ間が仲間に加わることになりました。
今夏、サンノゼもしくはサンフランシスコからの日本直行便は、平均価格が1人2300〜3000ドル以上と、かなりの高額になっていました。筆者が探し当てた経由便の最安値が、サンノゼ発ロス経由の成田着で1人1300ドル程度です。
座席は2種類で、現在発表されているZipair価格(片道運賃)は次のとおりです。
〈東京⇄サンノゼ線運賃〉 典拠:https://www.zipair.net/ja
● ZIP Full-Flat Value
運賃額(東京〜サンノゼ)
9万9000円~
運賃額(サンノゼ〜東京)
$914.80~
対象年齢
7歳以上
● Standard Value
運賃額(東京〜サンノゼ)
4万2000円~
運賃額(サンノゼ〜東京)
$334.80~
対象年齢
7歳以上
● U6 Standard Value
運賃額(東京〜サンノゼ)
1万8000円(定額)
運賃額(サンノゼ〜東京)
$120.80(定額)
対象年齢
6歳以下
2300ドルと比較すると、お得感がよくわかると思います。
「ZIP Full-Flat」「Standard」は便毎の空席予測数によって運賃額が変動する設定になっており、2022年9月末日現在で、片道あたり3万5000円〜15万のばらつきがあります。
Zipairを予約購入するときの注意点は、次のとおりです。
①運賃額は1区間片道あたりの金額であり、片道ごとに運賃が異なる。
②運賃額には、各種諸税が含まれている。
③運賃額には、機内持込手荷物7kg分(持ち込み荷物の総合計)が含まれている。
④機内食の提供、手荷物のお預けおよび座席指定には、付帯サービス料金が別途必要となる。
⑤選択する支払い通貨により、適用する為替レートを使用した料金に変換される場合がある。
特にご注意いただきたいのが、預け入れ荷物が有料となっている部分です。
当日、カウンターで預け入れ荷物をお願いすることは可能ですが、預け入れ料+手続きサービス料が課金されます。
費用を抑えるためには、予約購入時に預け入れ荷物を想定し、その料金を事前に支払っておくのがよさそうです。
運賃を抑えるLLCならではのいろいろな設定がありますので、ご購入時には、くれぐれもZipairのウェブサイトで条件を十分に確認されてから、ご購入手続きをされることをおすすめします。
〈おもな運賃規則〉
購入場所:Zipair Webサイト(https://www.zipair.net)またはZipairコンタクトセンター※(https://www.zipair.net/ja/help/)
※Zipairコンタクトセンターで購入する場合、事務手数料(1人1区間ごと)が別途必要とされる。
購入期限:出発予定時刻の90分前まで
予約変更:不可
払い戻し:不可
燃料費がほぼ隔月毎に値上げされる昨今、Zipairの航空運賃はとても魅力的だと思います。
ウェブサイトを吟味されて、よい旅行計画が立てられますように!