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マルタ共和国には3つの主要な島がありますが、フェリーの交通網も整っているので、各島とも十分に日帰り観光を楽しめます。
ゴゾ島は2番目に大きな島で、本島のマルタ島にあるヴァレッタ(関連記事)から高速船で約45分、チェルケウア港からフェリーで約25分で渡れます。
中心街のヴィクトリア
セント・ジュリアンズ(関連記事)から市バスの222番で港まで向かいましたが、立ちっぱなしで子連れ1時間はきつかったです。ゴゾ島でいちばんの中心地はヴィクトリアで、ヴァレッタのようにバスの発着地点となっているため、どこに行けばよいか迷うときは、とりあえずヴィクトリアに向かってみるとよいでしょう。
バス停のすぐ近くにある「ポルタ・リエール(Porta Reale)」は、惣菜パンやピザのほかにケーキや甘いものも売っている人気店のようで、行列ができるほどにぎわっていました。
ちょっと書きにくいですが、公衆トイレの横でわかりやすいです。
◼️ポルタ・リエール(Porta Reale)・住所: Porta Reale, Triq Taht Putrijal, Ir Rabat VCT1340 Gozo・アクセス: バスVictoria停留所より徒歩約2分・営業時間: 毎日5:00〜21:00・URL:https://wolt.com/en/mlt/gozo/restaurant/porta-reale
海水浴場
子連れ家族、それもすでに肌寒い日もあった9月のイギリスから来る観光客の考えることは皆同じなのか、同島でいくつかある海水浴場のひとつ「マルサルフォルン(Marsalforn)」湾へ向かうバス車内は、子供たちの甲高いイギリス英語が響いていました。
ヴィクトリアから15分ほどで到着した海岸は、正直マルタ島よりも透明度が高く澄んでいました。湾に沿ってたくさんの飲食店が並ぶのはセント・ジュリアンズ風ですが、クレジットカードが使えない確率が本島より高いかもしれません。
その点、ブルー・フラッグビーチ横の売店「ジェラテリア・グラノーラ(Gelateria Granola)」はカード払い完備で、アイスクリームや飲み物を買うのに便利でした。
◼️ ジェラテリア・グラノーラ(Gelateria Granola)・住所: 22 Triq Il-Menqa, Marsalforn, Island of Gozo MFN 1050 Malta・アクセス: ブルー・フラッグビーチ横・営業時間: 月〜金11:00〜17:00 土日11:00〜18:00
こちらはバス車内から見た「ナダ・パリッシュ・チャーチ(Nadur Parish Church)」。
マルタ島チェルケウア港へ向かう行きのバスもそうでしたが、ゴゾ島から帰るときのバスも、フェリー乗り場の始発から乗らないと、降りる人がいない限り小さな停留所は飛ばされてしまうので注意が必要です。夏季など繁忙期は、途中下車などはしない方が無難です。ヴァレッタからの高速船を使えばそんな心配も無用ですが、市バスでものどかで自然の美しいゴゾ島へ、マルタ本島からわざわざ訪れる価値大です。