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マレーシアの三大民族インド系のお祭りディーパバリ(Deepavali)が近づいてきました。
ヒンドゥ教の宗教行事で、「光の祭典」とも呼ばれています。
その由来は"光の神クリシュナ"が悪神を打ち破ったという伝説から始まったとも言われているそうです。
ディーパバリ(Deepavali)のお祭りといえば、なんといっても色鮮やかさ。
黄色、赤、オレンジなどの色をモチーフにした装飾や、彩色した米で描くコーラム(Kolam)などが特徴的です。
遠くから見ると床に絵が描かれているようですが、近づくと1粒1粒が米であるセ細密さに気づきます。
イベントや行事のたびに話題となるブキッビンタン(Bukit Bintang)のパビリオンKL(Pavilion KL)。
エントランスの前にあるアイコンともいえる噴水の周りにデコレーションが登場しています。
目を引くのはインドで象といえばガネーシャ。
神話の中ではシバ神の長男で、成功などを授ける象徴として登場します。
そのイメージがあるせいか、ディーパバリのデコレーションには欠かせないアイテムとなっているようです。
噴水の両端には花が飾られたタペストリーのような布をまとった象が登場!
熱帯の日差しに映えますね。
神話の世界のように鞍を乗せて今にも動き出しそうです。
この日はまだディスプレイはここだけでした。
撮影をしていたら暑くなったので
パビリオンKLの4階にある日本式のかき氷屋さんへ。
マレーシアにはアイスカチャンというマレーシア式かき氷もあります。
豆やコーンがトッピングされていますが、日本と似ているところもあります。
やってきたのはカキユキ(KAKI YUKI)。
抹茶、ほうじ茶、いちごなど、日式かき氷のショップとしてマレーシア人にも人気のフレーバーが揃っています。
頼んだのはピンクモンブラン(Pink Mont Blanc)という苺ヨーグルトフレーバーに、いちごクリームがモンブランのようにトッピングされたもの。RM24(約720円)。
少しづつ氷を削っては形をつくって丁寧に仕上げるため、やや時間がかかります。
中にはパイ生地を砕いたものが入っています。
ほどよい甘さですが、2人でシェアした方がいいかな……というぐらいのサイズでした。
ストール型の店舗ですが、座席が多くゆっくりと休憩ができます。
マレーシアは冷スイーツもけっこうな甘さのものが多いので、ちょっとした休憩にはやさしい甘さの日本式かき氷で一息ついてみてはどうでしょうか。
【データ】
カキユキ(KAKI YUKI)
住所:Level4, pavilion Kuala Lumpur, N0.168、Jalan Bukit Bintang, Kuala Lumpur, 55100(「東京ストリート」の大きな赤い提灯近くのエスカレーター下がってすぐ)
URL:https://kakiyuki.com/
(撮影by逗子マリナ)
※店舗及び客席の撮影許可をいただいています。
※写真の無断転載禁止