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今年2回目のキャメロン・ハイランド(Cameron Highlands)に行ってきました。
現在マレーシアは雨季のため雨が多く、クアラルンプールも比較的涼しい気候となっています。
キャメロン・ハイランド(Cameron Highlands)は、1週間の滞在で最低気温16℃、最高気温24℃と日本の秋のような気候でしたが、クアラルンプールから訪れると寒く感じました。
ティープランテーション、ビーファーム、トレッキングなど観光資源が多いキャメロン・ハイランド(Cameron Highlands)ですが、今回はちょっとニッチなスポットをご紹介します。
元々いちご農園が点在し、産地としても知られているキャメロン・ハイランド(Cameron Highlands)。
中心となるタナー・ラタ(Tanah Rata)から車で5分ほどに位置する小さな村がカンポン・タマン・セディア(Kampung Taman Sedia)です。
この小さな村のメインストリートはいちごであふれています。
スイーツだけではなく、ジャムなどいちご製品を使った定番のお土産はもちろん。フード、ドリンク、マレーシアの国民的調味料のサンバルにまでいちごが使われている、知る人ぞ知る「いちごタウン」となっています。
周辺には手入れされた庭付き一軒家の民宿なども立ち並び、値段が安く環境のよい宿泊施設が多いエリアとしても知られています。もしかするとこちらの方が高原の避暑地らしい雰囲気かもしれません。
メインストリートの一番奥の突き当たり近くにあるのがアバン・ストロベリー(Abang Strawberry)。
いちごスイーツで人気の200シーズ・カフェ(200Seeds Cafe)も同じ店内となります。
入口は小さめなのですが、中がとにかく広い!手前はスイーツで奥がカフェです
まずはカフェでマレーシアの国民食ともいえるナシレマを頼みます。
注文はQRコードを読み込み表示されるメニューから。支払いはキャッシュレスペイメントかカウンターで。
ナシレマ・サンバル・ストロベリー(Nasi Lemak Sambal Strawberry)でRM15.99(約480円)。
ストロベリー・ミルクシェイク(Strawberry Milk Shake)はRM13(約390円)
ナシレマはマレーシアの国民食とも言われています。ココナッツミルクで炊いた米にサンバル(チリみそ)、イカンビリス(小魚を揚げたもの)、きゅうりなどのシンプルなセットが基本で、カリッと揚げたフライドチキンが付いたり、地域によって甘かったりと特色があります。
さて、アバン・ストロベリー(Abang Strawberry)のナシレマなのですが、さすがは「いちごタウン」!なんとナシレマまでピンク色。そしてサンバルにもいちごが使われているのです。
実はこのいちごナシレマを目当てに同店を訪れる人も多いのだとか。
SNSで映えると評判になっています。
気になる味の方ですが、ご飯(ナシ)からもサンバルからも、ほんのりといちご風味が伝わってきます。
ストロベリー・ミルクシェイクは、練乳とミルクといちごが香るマレーシア人好みの甘さ。
とはいえ、すごい甘いというほどでもないのは、地場のいちごがたっぷりと使われているからかもしれませんね。
一番は奥はスーベニアショップになっています。
オリジナルのいちごジャム、チョコレート、ポップコーン、いちごテタリなどなどいちごづくしのアイテムが勢揃い。
その中から、ポップコーン、ジャム、チョコレート、インスタントのいちごドリンクを購入しました。
アバン・ストロベリー(Abang Strawberry)だけではなく、この界隈のお店はいちごを使った食べ物、飲み物などが多く目移りするほど。いちご好きでしたら、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
なお入口入ってすぐの200シーズ・カフェ(200Seeds Cafe)ではストロベリーパフェ(フローズンストロベリーの上に生クリームがトッピングされたもの)、いちごアイス、などのメニューがあります。
冒頭でアクセスは車で5分とお伝えしました。タナー・ラタ(Tanah Rata)からは約1.6km、徒歩20分ほどなので散策がてら徒歩でもアクセスできますが、途中まで車が通る幹線道路沿いを歩かなければならないのと、雨が降ってくると避ける場所がないことなどに留意してくださいね。
(撮影by逗子マリナ)
※カフェ、売店ともに店内撮影許可をいただいています。
※写真の無断転載禁止