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こんにちは。アントワープ特派員のマユミです。
まず新型コロナウイルスの状況ですが、ベルギーは新型コロナウイルスが蔓延しており、さらに変異型の症例が増え、厳しい状況が続いています。
今回は事態が収束したら、訪れて欲しいアントワープのおすすめの書店を紹介します。きっと、ユニークなおみやげも見つけられるでしょう。
数ある本屋さんの中でもいち押しがコチラ。入口の大きなミッフィが目印の【't Stad Leest】
児童書から大人向けの小説まで各種揃っていますが、特筆すべきはお店の快適さでしょうか。ゆったりとしたスペースで本選びができます(冒頭の写真は【't Stad Leest】の店内です)。
ミッフィをはじめ子供向けのグッズ、音楽ファンのコーナー、文具、雑貨、グリーティングカードもあります。アーティステックな美しい装丁の本が多いのも特徴で、プレゼントに本を送るときはここで買うことに決めています。ラッピングサービスも充実しているのです。本屋さん、いえ、アントワープのそのほかのお店でも、納得いくラッピングをしてくれるお店の方が少ないので、うれしい驚きがあります。
ベルギーのフランダース地区で最も多くの町にある本屋さんといったら【Standaard Boekhandel】
オランダ語の店名の意味は"標準の書店"なので間違いない。
ベルギーのオランダ語エリアを中心に展開する、どんな本でもありそうな頼りになるお店です。ジャンル問わず、児童から大人向け、雑誌、辞書にいたるまで。
アントワープには中心部だけで3店舗あり、多くの店舗では文具や雑貨、カード類も扱っています。
ベルギーで一番大きな、世界中の雑誌を集めたお店です。その数、1万タイトルとのこと。
天井の高い大きなスペースのお店で、ヨーロッパ内はお手のもの、アメリカ、南半球など各地から届いた興味深い雑誌が一堂に揃っています。
残念ながら日本の雑誌は見たことがなく、アジア各国も少なめですが、カレンダーなど雑貨では日本のイメージのものが置かれ、人気があるようです。一部、ベルギー発行のツーリスト向けの本もあって、日本もアジアも人気です。
もう1店舗紹介したいところ、どちらも魅力的でどうしてもしぼれず、ふたつ並列で紹介します。
【Boekenmarkt De Markies】は一見、町の本屋さんの様相なのですが、旧市街の美しい建物の中にあり、置かれている本も個性的。一般的な本、雑誌もありますが、歴史を感じる"ここにしかない"1冊が見つかるかもしれません。例えばアンティークマーケットで見つけた一点物のような。
また、パズルやちょっとしたおもちゃも個性的なものがあります。店員さんも親切です。
【COPYRIGHT】は1983年からの歴史のある専門書のお店です。
カテゴリーは、現代アート、建築、デザイン、造園、写真、グラフィックデザイン、活版印刷の世界などになります。世界中から最も美しく、最高の芸術と建築の本を集めて紹介することを専門とし、ベルギーの芸術と建築に貢献したいとウェブサイトには記されています。
私などはまったく専門でもなく、ただ見るのが好きでときどき立ち寄りますが、そのコレクションに圧倒されますし、むくむくと刺激を受けます。また、ショーウインドーがいつも美しく、見とれています。