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こんにちは。アントワープ特派員のマユミです。
まずベルギーの新型コロナウイルスの状況です。ワクチン接種が進み、政府が目安にしてきた集中治療室の患者数が500を大幅に下回る350程度となったため、2021年6月9日より、飲食店の屋内も営業が許可されます。このまま緩和に向かうことを願っています。
さて、今回はアントワープを離れ、ブルージュへ。屋外で開放的に安全に楽しめるアトラクション、バルーミングを紹介します。私も1度だけですが、とても貴重な体験ができたと思っています。ブルージュは美しい町ですが、空の上からはもっとでした。
新型コロナウイルスが収束したらぜひトライしてみてくださいね。
バルーミングとは、気球に乗って楽しむアトラクション。私は、トルコのカッパドキアで体験したことが最初です。自然あふれる場所の上空でしたが、ブルージュでは市街地の上空を周遊するので、別物に感じました。
基本的に日の出かサンセットの時間帯になるので、1泊はブルージュに宿泊されることをおすすめします。ウエブサイトから申し込みをしますと、バルーミングの時間に合わせてホテルまで送迎車が来てくれます。緑の多いエリアまで車で移動したら、準備が始まります。気球を膨らませて、乗り込んだら出発です。
冒頭の写真は比較的上昇してすぐ。その後、町の真ん中上空を通過します。写真の中央左側に見える、グレーの部分はザンド広場です。
遠くを見ると地平線が見えます。これもバルーミングならではの体験ですね。
足がすくむ感触と同時に未経験の絶景が目の前に広がります。
気球は上空に昇ってしまえば、揺れもせず、優雅な乗り物です。パイロットさんが優秀だったので、登りきる途中も全然揺れなかったです。ただ、雨風に多大に影響しますので、天候はとても重要になってきます。私たちとときも、フライト候補日がふたつ決められました。時間に余裕を持って参加することをおすすめします。
後半に差しかかり、お城が見えてきました。お城を上空から舐めるようにみられるってバルーニングならではの特色ですね。湖上に浮かんだ美しいお城でした。この辺りは深い森が広がっていて、低空を飛んだり、森の木々のスレスレを進んだりと、変化をつけながら気球は進みます。まさに空中散歩。
ブルージュでひと味違った、特別感のある体験をしてみたい方に、バルーニングはおすすめです。何かの記念にもいいかもしれません。
ちなみに、上空は寒いと思っていましたが、ガスを炊いて飛んでいるので、むしろ暑いです。光や風の影響を考えると、長袖がいいとは思いますが、厚着する必要はないと思います。
空の旅のあと、陸に上陸したら、シャンパンで乾杯です。私たちはサンセットコースだったので、夕日のグラデーションを見ながらいただきました。全行程2−3時間になります(準備、気球の設営、着陸後の片付け含む)。