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こんにちは。アントワープ特派員のマユミです。
まず、ベルギーでの新型コロナウイルス状況です。夏休みに入り、人の移動が増え、感染者数など各数値は増え続けています。ワクチン接種が進んでいるにもかかわらずなので、不安な状況です。
さて、今回はアントワープのアンティークマーケットを案内します。新型コロナウイルスが収束したら、訪問ください。
マーケットはお好きですか? ベルギーはマーケットの国といっても過言でないほどこの文化が人々の生活に定着しています。が、新型コロナウイルスの出現によって、閉鎖あるいは制限つきで開催という状態が続いていました。今年に入って通常に戻りつつあります。
アントワープにも定期開催されているマーケットがいくつかあります。今回は毎週日曜日のお楽しみ、【アンティークマーケット】を紹介します。
【アンティークマーケット】の場所はSint-Jansvlietという広場。以前紹介した、スヘルデ川の下を通る、Sint-Annatunnel(シントアンナトンネル)の入口のある広場になります。新型コロナウイルス出現以前と比べると出店も減っているように思いましたが、徐々に盛り返すことを願って。
このマーケットには、アンティークのおもちゃから人形、本、雑貨など、いろいろなものが揃います。大きいものでは家具も。個人的には食器に興味があります。シルバーのコレクションはいつも豊富で、銀食器を狙っている人にはおすすめです。
Sint-Jansvlietの南側、Kloosterstraat との間に位置するOever 通りにもかつては出店がありました。いまは、ベルギー名物のシーフード屋台がポツンと営業中。これが小腹が空いたときにちょうどいいのです。つぶ貝のスープ煮が好きですが、白身魚やエビのフライもおいしいですよ。
Sint-Jansvlietの南側の通りKloosterstraatや、東側に伸びるSteenhouwersvest も個性的なショップが集まっていて楽しいです。一緒に回られるといいでしょう。
Steenhouwersvest通り方面に行くと、MUSEUM PLANTIN-MORETUS(プランタン・モレトゥス美術館)があります。その前の広場では毎週金曜日にマーケットがあります。家具や衣類中心で、特徴的なのはセリ(競売)形式なこと。公用語のオランダ語が堪能でないと参加するのは難しいかもしれませんが、見てみるのはおもしろいと思います。また、土曜日には聖母大聖堂の脇道でも小さな【アンティークマーケット】が開かれます。