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こんにちは。アントワープ特派員のマユミです。
ベルギーの新型コロナウイルス状況は、感染率など依然として上昇しています。
今回はアントワープの写真が映えるカフェ&moreと題して、珍しいタイプのお店をいくつか紹介します。安全に旅できるようになったら、訪問ください。
アントワープの観光の中心地からほど近い場所にMOOYはあります。店名はオランダ語で"かわいい、綺麗、素敵"などと、ポジティブな意味でよく使われる単語Mooiをもじったと思われます。
サブタイトルに-Pink foodbar&café-とあるように、ピンクを基調にオーガナイズされたお店は、その統一感に圧倒されます。例えば、カプチーノなどの泡立てたミルクもほんのりピンク色だったり、スタッフの着ているトレーナーや、エプロン、調理している小鍋もピンクでした。
MOOYの顔ともいえる、大きなフラワーアレンジメントの飾られた壁はふたつ。その前の席は特に写真映えするので、争奪戦のようです。いかにも今の時代を感じるカフェです。
通りを挟んで、系列のMOOY Bakeryもあり、ケーキを持ち帰りしたり、ハイティーもできるようです。
映える思い出作りにぴったりの場所かもしれません。
新開発地区アイランチェのMASのそばにあるPink Velvetも、店名が連想させるように、ピンク一色。店内のインテリア、とりわけ圧巻なのは、壁一面の花。埋め込むように隙間なくフラワーアレンジがされています。この前の席がやはり人気で確かに写真映えします。反対側の席は満開の桜とその木を模したオブジェが各テーブルを覆うような配置になっています。ここなら季節問わず、花見しながらのティータイムが楽しめますね。
メニューとしては、豪華に楽しみたい場合はハイティー、オリジナルの可愛いスイーツも揃っています。
残念ながら、先月から週末だけの営業に変更されましたのでご注意ください。
最後に、全く毛色が違うお店をひとつ。【映えるカフェ】ではないですが、自然な心地良さが私的には映えて、おすすめなので紹介させて下さい。
ベルギーでアルコールといえば、何をおいても、ベルギービールです。ベルギー人の魂で、楽しめる場所はたくさんあります。
近年注目されているのは、ベルギーワイン。地球温暖化もあって、ベルギーでもワインが作れるようになったのです。生産量は少ないながら、なかなか上質でおいしい。正統派のベルギー料理レストランや、少し高めの値段設定のお店に置いてあることはありますが、不確定なことが多い。確実にベルギーワインを飲みたい時、どうする? Theaterpleinのそばにベルギーワイン専門のバー、その名もBelgian Winesを見つけました。シンプルにワインを楽しむ場所なので、食事はできませんが、壁一面に並んだ、ワインを眺めるのも楽しい。やはり、フランス産ともイタリア産とも趣が違います。選択に迷ったら、ソムリエさんに好みを伝えてみましょう。ワインを楽しむ間、様子を見て、水を注ぎに来てくれるのも嬉しいサービスでした。