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軽自動車で、北海道の稚内から南アフリカへ行った夫婦です。
帰路、アフリカのモロッコでコロナに巻き込まれて、2年半ほど動けなくなりました。
これまでのレポートは、コロナのロックダウン中に過ごした小さな港町エッサウィラについてお送りしました。
今回は、エッサウィラ郊外のキャンプ場をご案内いたします。
目次
ヨーロッパ人は(特にフランス、スペイン、イタリア)、自前のキャンピングカーを運転してモロッコに来ます。
もしくはレンタカーを借ります。
モロッコのレンタカーは、小型車で1日39ユーロ(約5300円/諸経費別。2022年7月ごろのレート。以下同様)から。
キャンピングカーは、2人用の小さなタイプで1日503モロッコ・ディラハム(約6600円/諸経費別/以下MADと表記。2022年7月ごろのレート。以下同様)から。キッチン道具等がついています。
エッサウィラのレンタル・キャンピングカーは、「Namaste Campers」があります
モロッコを南北に結ぶ高速道路は、地中海に面した北端のTangier市(タンジール/タンジェ)から、Agadir市(アガディール)まで伸びています。
カサブランカや首都ラバト周辺以外は、さほど交通量は多くありません。
都会以外は信号は少なく、多くの交差点は信号のない環状交差点「ラウンドアバウト」です。
ラウンドアバウトには減速しながら近づき、左から車両が来たら一時停止をして道を譲るルールです。
マナーの悪いドライバーが多いので油断禁物です。
ウィンカーを出さずに曲がったり、路肩に寄せることなく突然停止したりする車も多く、逆走も珍しくありません。
また、左折する車の左側をすり抜けるバイクや自転車が多いので、十分に気をつけて運転してください。
郊外の制限速度は、時速80〜100km。町の中では40〜60キロです。
スピード違反の取り締まりをしています。制限速度を守って安全運転を。
モロッコには、「デカトロン(Decathlon)」というフランスのスポーツブランドメーカーがあります。
筆者は、Decathlon Agadirで買い物をしました。
テント、寝袋、マット、テーブル、椅子となんでも揃っています。
エッサウィラから南東に18km。エッサウィラ空港の近くです。
プール付きなので、親子連れの宿泊客が多いです。
アルガンツリーの木陰はことのほか涼しく、BBQを楽しめます。
エッサウィラの南26km。ビーチまで徒歩2分。
カフェ、レストランは歩いて5分以内。
海でのんびりしたい人、サーフィンをしたい人におすすめのキャンプ場です。
ちなみに町の名前「Sidi Kaouki」とは、「カウキさん」という意味です。
エッサウィラから南へ152km。
プール付きです。
サンセットが人気。ビーチまで、徒歩10分。
エッサウィラの南162km。
プール付きです。
季節により、食料品店を併設。夜は満点の星を楽しめます。
エッサウィラの北200キロ。
Oualidia市はモロッコの「カキの首都」と呼ばれる漁港町。15分ほど歩くと美しいビーチがあります。
このキャンプ場の名物は、食堂の出前持ちです。彼らに料理を注文すると、夕方にタジンや焼き魚を届けてくれます。
公共のトイレはないのでスタッフの施設を借りることになります。残念ながら清掃はイマイチ。
Tamriのような小さな町には、タジン屋さんがあります。
ラムのタジンは、60MAD(約800円)。鶏肉タジンは30MAD(400円)
Aourir
屋台の魚屋さんで、新鮮な魚やイカ等を買って、食堂で焼いてもらうシステムです。町全体に香ばしい香りが漂ってました。
次回は、「車を借りてモロッコでアウトドア。どんなキャンプ場があるの? Part2」をお送りします。