キーワードで検索
マレーシア観光でぜひ訪れておきたい場所の一つにモスクがあります。
クアラルンプール市内にはジャメモスク(Masjid Jamek)、国立モスク(Masjid Negara)、連邦直轄領モスク(Masjid Wilayah/Federal Territory Mosque)などがあります。
また、郊外にはブルーモスクとして知られるスルタン・サラディン・アブドゥル・アジズ・モスク (Masjid Sultan Salahuddin Abdul Aziz)があります。
クアラルンプールから車で30分ほど南にある、行政新首都プトラジャヤ(Putrajaya)には、その外観の色からピンクモスクとして知られるプトラモスク(Masjid Putra)は、クアラルンプールおよび周辺の観光スポットとしてたい人気があります。
今回はそこでプトラモスク(Masjid Putra/Putra Mosque)の現在の様子と見学についてお伝えしたいと思います。
最初に注意となりますが、モスクで礼拝が行われている時間はムスリム(イスラム教徒)以外は中に入ることはできません。
ピンクモスクの見学時間は以下のようになっていますが、これは「モスクを訪問できる時間帯」ということで、礼拝時間は立ち入り禁止となるため、事前に可能な時間を調べて行くことをおすすめします。
礼拝の時間はのプトラモスク(Masjid Putra/Putra Mosque)の公式サイトのトップページ一番上の部分に表記されているので、この時間を避けていきましょう。
金曜は基本的に礼拝の日(男性のみ)なので特に時間に注意しましょう。
※見学可能時間などは変更される可能性もあります。
曜日 | 時間 |
土曜〜木曜 | 9:00〜22:00 |
金曜 | 9:00〜11:00、15:00〜22:00 |
まずは正面ゲートでQRコードを読み込んでレジストレーション(登録)をします。
名前やスマホの電話番号、どこから来たのかなどの情報を入力。
それを入口スタッフに見せて中に入ります。
ここで女性はゲートを入ってすぐ右にあるローブカウンター(Robe Counter)でローブを借ります。
イスラム教の寺院モスクでは、女性は髪や肌の露出が禁じられているので、ムスリムではなくてもローブ着用することで拝観できます。
モスク内は土足厳禁なので入り口で靴を脱ぎます。
また、モスク内部には観光客専用の入り口から入ることになるので注意してください。
中にはボランティアでモスクについて説明をしてくれるスタッフやムスリムの方がいらっしゃいます。
IDカードをぶらさげているのでわかりやすいかと思います。
マレー語、英語がメインとなりますが、中には少し日本語を話せる方も。
プトラモスク(Masjid Putra/Putra Mosque)について、意外と知られていない話などが聞けることも。
内部の見どころはなんといっても一面ピンク色に包まれた壁とドーム。
花崗岩を使ってつくられたドームの高さは約50mの高さ。
最大収容人数は1万5000人で周辺でも屈指の大きさのモスクとなっています。
また、四方にそびえる4本のミナレットの高さは116m。礼拝時間が近づくとアザーン(礼拝を知らせる呼びかけ)がスピーカーから流れてきます。
プトラモスク(Masjid Putra/Putra Mosque)はプトラジャヤ湖(Tasik Putrajaya/Putrajaya Lake)に面して建っています。モスクからも湖が見渡せ、これもなかなかの絶景です。もう一つのフォトスポットとして人気があります。
一通り見学をしたら、ローブカウンターでレンタルしたローブを返却します。
余談ですが、貸し出し用ローブはモスクごとに違っていて特色があります。
プトラモスク(Masjid Putra/Putra Mosque)のローブはこのような感じになっています。
プトラモスク(Masjid Putra/Putra Mosque)のあるプトラジャヤ(Putrajaya)はクアラルンプールとクアラルンプール国際空港(KLIA=Kuala Lumpur International Airport)のちょうど中間地点ぐらいにあります。
公共交通機関を使う場合、最寄りのプトラジャヤセントラル駅からは(Putrajaya Sentral)からバスはありますが本数が少ないので注意が必要です。
またプトラジャヤ(Putrajaya)は計画的につくられた街で広々としていますが、見どころが点在しているので効率よく回る場合はタクシー配車アプリのグラブ(Grab)などを利用した方がよいかもしれません。
※見学方法などは変わることもあるので最新情報のチェックをお願いいたします。
(撮影by逗子マリナ)
※施設内撮影および掲載許可をいただいています。
※写真の無断転載禁止