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こんにちは、デルフト特派員のあおです。
オランダはまだまだ気温10度前後の肌寒い日々が続いていますが、3月20日に暦の上でも春を迎えました。
デルフトでも水仙が満開、桜もちらほらと咲き始め、いよいよ春らしくなってきています。
オランダの春と言えば、キューケンホフ公園。
今年は3月20日が開園予定日でしたが、ロックダウンの延長により、開園が見送りとなりました。
残念ながら、オランダ国外からキューケンホフに訪れるのは難しい状況が続いていますが、今年の入場券はウェブサイトで販売開始されています。開園できなかった期間分については、別の日程を選び直すか、キャンセルすることが可能なようです。
公園側としても、今年は訪問客を安全に迎え入れられるようあらゆる対策をとっていたようです。
例えば、今年は入場者数を制限するため、タイムスロット制(日にちと入場時間を選択する形式)にしています。また、園内施設は閉鎖して完全に散策目的だけで利用できるようにしたり、入場対応は無人で行えるよう機械を導入するなどしていたそうです。
昨年は1日も開園できなかっただけに、今年も開園見送りとなってしまい、公園側の悔しい思いがウェブサイトの文面からも伝わってきます。
なお、3月23日の首相会見で、4月以降の新型コロナウイルス対策がどうなるのか発表がある予定です。
ここ数日、新規感染者数がまた右肩上がり(1日7000人超)なので心配は尽きませんが、開園期間の5月9日までに、少しでも長くキューケンホフ公園が安全にオープンできることを祈るばかりです。
そうした状況にあるキューケンホフ公園ですが、今年も写真や映像などバーチャルで花の様子を伝えてくれるそうで、2021年版が3月20日からスタートしました!
YouTubeやSNSで随時更新されていくそうなので、ぜひご自宅からキューケンホフの美しい花々を楽しんでみてください。
詳しくは、公式ウェブサイトよりご覧ください。
・URL: https://keukenhof.nl/en/news/keukenhof-2021/