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こんにちは。デルフト特派員のあおです。
オランダではサマータイムに切り替わってから、どういうわけだか初夏のような天気が続いています。
デルフトでもあきらかに町や運河は人出が増え、連日アイスクリーム屋に行列ができています。同時に桜も見頃をむかえており、黄色い水仙との見事な競演が楽しめる場所も。春と夏が一度にやってきたような不思議な感じです。
そんな暑い季節のおでかけで気をつけたいのがこまめな水分補給ですが、今回はおみやげにもおすすめのダッチデザインの水筒「dopper」を紹介します。
事態が収束し、安心してオランダへ旅行できるようになったらぜひチェックしてみてくださいね。
「dopper」は、オランダ生まれの水筒。
現地でもたいへん人気があり、町を歩いていると高頻度で持っている人に遭遇します。
近隣国に出かけた際も、これを持っているとオランダの人だろうなと察しがつくほどで、私もこの水筒を手に入れた時は、現地の人たちの仲間入りを果たせたような気分になりました(笑)
dopperというブランドは、創始者が海洋プラスチック問題への強い危機意識を持ったことがきっかけで誕生したため、水を取り巻く社会問題への企業としての取り組みが徹底しています。
例えば、水筒の素材には再利用可能なプラスチックが使われています。また、売上の一部がネパールで水道設備を整える活動に充てられるそうで、購入することで社会貢献に協力できるような仕組みになっています。そういった点も人気の理由のひとつなのかもしれません。
この水筒は、軽くて持ち歩きやすく、こんな風に2WAYで使うことができて機能的。作りがシンプルなので手入れもしやすく、スタイリッシュな見た目なのに合理的な作りをしているところがダッチデザインらしいです。
単純なアイデアのはずなのに、多様な水筒が売られている日本でも意外と見かけたことのないデザインでおもしろいですよね。
……と、ここまでまるでセールストークのような言いまわしになっていますが、決して回し者ではなく、筆者の純粋な感想ですのでご安心を(笑)
ちなみに、デザインしたのはデルフト工科大学の卒業生だそうで、デルフトにも少なからず縁のあるアイテムなんです。
dopperの水筒は、デルフトでも書店や雑貨屋などで気軽に買うことができます。ほかにも、オランダの百貨店de Bijenkorfでも取扱いがあるので、オランダ滞在中に買うチャンスはたくさんあると思います。
実用的なダッチデザインのお土産をお探しの方は、ぜひチェックしてみてください!
カラーバリエーションも豊富で時々限定デザインもあるので、選ぶのが楽しいですよ。
最後に、おまけ話を。水道水が安全に飲めるオランダでは、日本でもおなじみの無料の給水スポットが存在します。
こちらはオランダ鉄道のロゴが描かれた無料の給水スポット。
約400あるオランダ鉄道の駅のうち200以上の駅に設置されていて、デルフト駅には、旧駅舎の前にポツンと設置されています。オランダ鉄道のテーマカラー青と黄色が目印です。
IHE Delft(デルフト水教育研究機関)という研究施設の前にも。
日本でも昔から公共の給水スポットがあるので、親近感がわきますね。
野ざらしになっているので利用するのに少し勇気がいりますが(笑)、どうしても困ったときの参考になれば幸いです。