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こんにちは。デルフト特派員のあおです。
オランダは、ちょうど昨日までイースターホリデーでした。
先日の初夏のような陽気からジェットコースターのごとく気温が下がり、冬のような寒さに逆戻り。
イースターマンデーの日には、晴れ、ひょう、吹雪がころころ入れ替わるという不思議な天気が一日中続きました。……というか、今日も続いています。
まだまだ春になりきれないオランダですが、今回は寒さを吹き飛ばすべく、デルフトでおすすめの花見スポットを紹介したいと思います。
事態が収束し、この時期にオランダに旅行される際には、ぜひ参考にしてみてください。
オランダといえばチューリップですが、かわいらしい桜も各地で楽しむことができます。
日本と時期も似ています。だいたい3月中旬頃につぼみがほころびはじめ、3月下旬から4月上旬に見頃をむかえます。
デルフトにも小さいですが桜並木が点在しており、町の人々の心を和ませています。その中でもおすすめは以下の2ヵ所です!
旧市街から少し南に位置するデルフト工科大学のキャンパス。
緑豊かなキャンパスの歩道沿いには、数多くの桜の木が植えられています。
一本一本は小ぶりですが一斉に咲く様子はかわいらしく、芝生の緑と青空とのコントラストが楽しめます。
デルフト工科大学のキャンパスは、建物には入れませんが、敷地自体は一般の方にも開かれていて、自由に立ち入ることができます。
観光名所のロイヤル・デルフトからもとても近いので、旧市街地に戻る道すがら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
コール通りは、旧教会のすぐ近くにあるカフェや商店が並ぶ通り。有名なベーカリー「De Diamanten Ring」もある通りです。いつもたくさんの人が行き交う活気のある場所なのですが、ここにも美しい桜並木があります。
デルフトらしい町並みと桜の組み合わせが美しく、それだけでも見ていて飽きないのですが、ここでのいち押しは何と言っても旧教会と桜の組み合わせ!
桜の花越しの旧教会というとっておきの1枚を残せます。
旧市街の観光名所からも近いので、この時期に観光で訪れる方は、ぜひ回り道をしてこの通りを歩いてみてください。
最後に、デルフト以外で桜を楽しめる場所を紹介します。
オランダでは最も有名な桜の名所が、アムステルダムセ・ボスという森林公園の中にあります。
この公園の桜は、日蘭修好400年を記念して2000年に日本から贈られてきたもので、400本も植えられているのだそうです。
見渡す限りの桜を楽しめるので、日本人だけでなくアムステルダムの人々にもとても人気のあるスポットです。
アムステルダムセ・ボスはたいへん広大な森林公園で、桜の名所へ行く際は「Bloesempark」という公園を目指すと迷いにくいです。
中心地から離れた場所にありますが、せわしない都市観光の合間に、花見と一緒にピクニックやサイクリングをゆったり楽しんでみるのもいいかもしれませんね。