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こんにちは、デルフト特派員のあおです。
つい先日までひょうや雪が降るような日もあったオランダですが、4月も半ばを過ぎ、ようやく天気も落ち着きを取り戻してきたようです。今週末もキューケンホフを始め、さまざまな場所がコロナ禍の実験対象としてオープンしますが、行楽日和となりそうです。
さて、今回は、寒い時期も暑い時期も楽しめるオランダで人気の飲み物を紹介します。
事態が収束し、安心して旅行できるようになったらぜひ試してみてくださいね。
4月上旬のある日、散歩中に暖をとるためホットチョコレートを買って飲みました。
この写真だとすっきり晴れているので、暖かそうな春の日に見えるかもしれませんが、ここはオランダ。
この日も冬物コートに身を包んでいても風の冷たさに耐えられず、ホットチョコレートで温まらずにはいられないような天気でした。
そのときに飲んだのが、この「chocomel(ショコメル)」。
ショコメルは、やさしい味わいが特徴のオランダのチョコレートドリンク。子供から大人まで幅広い世代に親しまれている国民的飲料です。
日本の市販のミルクココアと味が似ていて、初めて口にしたときは、新鮮さよりも懐かしさを感じました。
↑この小さな子供連れのお父さんたちも子供だけに買ってあげるのかと思いきや、大人たちの分もクリーム付きでしっかり頼んでいました(笑)
(※ちなみに、看板にもある「met slagroom」はホイップクリーム付きという意味です)
オランダでホットチョコレートといえば、このショコメルを温めたものにホイップクリームがのったものが定番です。
カフェで頼むと、だいたいロゴ入りの黄色いマグカップにいれたホットショコメルが出てきます。いまはテイクアウトのみの営業なので、紙コップです。
寒い日に温めてホイップクリームをたっぷりのせて飲むと格別なおいしさなのですが、暑い日に冷やして飲んでもおいしく、一年をとおして楽しめる飲み物です。
カフェだけでなく、スーパーや駅の売店でもこうしたパック入りのものが売られています。
冷蔵庫で冷やされているタイプもあるので、旅行中に買ってそのまま飲むこともできます!
日本のコンビニにもこういったミルクココア、売られていますよね。ただし、このタイプ(↑)にはストローがついていないので、その点だけ気をつけてください。