キーワードで検索
こんにちは、デルフト特派員のあおです。
先週からテラス席が再開し、筆者も半年ぶりのカフェやレストランを少しずつ楽しんでいます。
混雑を避け、天気に振り回され、寒さに耐え……と制約は多いですが、カフェで飲食できる喜びを噛みしめる日々です。
今回はカフェにちなんで、オランダのカフェの定番メニューを紹介します。事態が収束し、オランダに旅行される際はぜひ試してみてください。
オランダのカフェには必ずあるといっても過言ではない「フレッシュ・ミントティー(verse muntthee)」。
日本で飲まれているミントティーとはひと味違い、なんと新鮮なミントの葉を丸ごとグラスのお湯に浸した状態で出されます。
ミントが茎ごとわさっと突っ込まれている豪快な方法に、初めは目が点になりました。
ポットにすら入っていないなんて…!!
しかし、慣れてくるとオシャレな飲み物に見えてくるのですから不思議です。
実際に飲んでみるとミントの爽快な香りがしっかり感じられて、私は普通のミントティーよりも好きになってしまいました。
たいていハチミツやシロップが添えられているので、好みの加減で甘くすることも可能です。
マーケットやスーパーでミントの葉を買えば、自宅でも手軽に楽しむことができます。
作り方はとても簡単。ミントの葉をよく洗い、コップに入れて、お湯を注ぐだけ。
滞在先でほっとひと息つきたいときに、自家製フレッシュミントティーを楽しんでみるのもいいかもしれません。
ミントだけでなく、ジンジャーティー(gemberthee)というものもあります。
どんなものかお察しかと思いますが、厚めにスライスしたショウガがそのままお湯に浸かっています。ハーブティー扱いになるのでしょうか…。
すりおろされていないので、意外にもショウガの香りは控えめです。日本で飲まれているようなショウガ湯を想像されている方にはやや物足りないかもしれません。
ミントティーもジンジャーティーも、カフェに入ると現地の方々が飲んでいる姿をよく目にし、親しまれている飲み物だということがよくわかります。
オランダはコーヒーや紅茶もおいしいのですが、滞在中にぜひ一度だけでもフレッシュミントティーを試してみてください。