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こんにちは。デルフト特派員のあおです。
デルフトの観光スポットとして有名なロイヤルデルフト。
デルフト焼きの工房で唯一ロイヤルの称号を名乗ることを許されている、王室御用達の工房です。
ロイヤルデルフト見学を旅程に組み込む方は多いと思いますが、工房に併設されているカフェ「Brasserie1653」もぜひ立ち寄っていただきたい場所です。
Brasserie1653は、ロイヤルデルフト内にあるカフェです。
ミュージアムやショップの入口のすぐそばにカフェへの入口があるので、入り方はすぐにわかると思います。
工房の敷地内には美しい中庭が存在します。手入れの行き届いた草花はもちろんのこと、建築用のデルフト陶器があしらわれたミュージアムの外壁や柱も趣きのある庭です。
このカフェでは、その中庭に面した席でゆっくりくつろぐというなんとも贅沢なことができます。
工房自体が静かな場所にあることと、中庭ということもあり、とても静かで穏やかな時間が流れています。
中庭を目の前に楽しめるテラス席が一番の特等席ですが、夏の訪問で日差しが強すぎる場合は、テラスのすぐ後ろにあるコンサバトリー(半テラス席)もおすすめです。
店内ですが、大きな窓があり半分テラスのような席です。こちらなら日陰があるので、過ごしやすいです。
テラスの日陰席は、ハイティーの予約席になっていることもあるので、来店してみないとわかりません。
なお、このカフェは、中庭以外にも工房の入口前にもテラス席が用意されており、席数自体はたくさんあります。
このカフェを訪れるもうひとつの楽しみは、ロイヤルデルフトの食器で食事や飲み物が提供されること。
実際に販売されているシリーズでサーブされるので、食器を眺めているだけでも心が満たされます。中庭の景色に食器のデルフトブルーがよく映え、特別感が味わえます。
この日ランチで頼んだトスティ(オランダのホットサンド)も、デルフト焼きマジックにかかって優雅な食事に見えてきます。
ハイティーのテーブルも食事が来る前から華やかで、見ているだけで心が踊ります。
コーヒー1杯だけでも十分訪れる価値があると感じますが、ハイティーでロイヤルデルフトを余すところなく堪能するのもいいですね。
ミュージアム見学をしていなくても、カフェだけ利用することも可能ですが、ミュージアムでデルフト焼きへの理解を深めるとカフェの時間もより一層思い入れが増します。
工房見学の際に立ち寄って、旅の思い出にデルフトブルーの優雅なひとときを加えてみてはいかがでしょうか。
事態が収束し、安心して旅行できるようになったら訪れてみてください。