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アメリカ上映は、英語字幕版と吹き替え版があります。私が観たのは英語字幕版です。おもしろいことに、鬼の英訳がDemon(悪魔)となっていました。古来、日本では、鬼はツノを持ち、ふんどし姿で人の形をした無慈悲で恐ろしい、人に災いをもたらす魂のことを指しました。英語で日本の鬼を指す単語がないので、そのままOni(鬼)と訳してくれたら、節分の豆まきなど日本文化を外国人に紹介するとき、説明しやすいと思いましたが、鬼滅の刃に出てくる鬼たちの形相は、ふんどし姿の鬼というより、悪魔のイメージそのものでした。
鬼滅の刃は、日本の昔話風のストーリーでありながら世界中に受け入れられています。家族愛をテーマに展開される愛と人情の物語が国境を超えて人々の感動を生んでいます。笑いあり、涙あり……大人も愉しめるおすすめ映画です。映画館により、公開日時が違いますので、鑑賞の際はご確認のうえお出かけください。