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こんにちは! ハーレム特派員のYukaです。
だいぶ前になりますが、去る2021年7月28日は土用の丑の日でしたね。
オランダでもうなぎは食べられるのですが、そのほとんどが燻製されたもの。
日本人としては蒲焼が食べたい……!ということで!
オランダでうなぎを自分で捌くことに挑戦してみました!
新型コロナウイルスにより、海外旅行もままならない時期ではありますが、事態収束後にはぜひハーレムへお越しくださいませ!
ハーレムから北に8kmほど行った場所に、IJmuiden(エイマイデン)という港町があります。
ヨーロッパの魚を日本に輸出している北海水産 をはじめ、新鮮な魚を取り扱う魚屋さんが数多く立ち並んでいます。
今回はその一角にある、Fish & Seafood Waasdorp という魚屋さんで購入しました。
朝9時過ぎに行ったのですが、なんと魚が全然ディスプレイされてない……!! まさか今日は魚がない日?
と思いきや、店主が今から並べるところでした(笑) サマーバケーションでお客さんも少ないのでしょうが、ゆっくり仕事しているようです。オランダというか、ヨーロッパらしいですね。
店主が魚を並べている間、店の冷凍庫を覗いていたら……ありました! これはうなぎではないでしょうか?
念のため店主に聞いてみると、やはりうなぎ(オランダ語でPaling:パリング)でした。
頭も肝も処理されているようなので、こちらを購入。また、ついでなので、オランダの町なかではなかなか買えない、新鮮なマグロも購入し、お昼に鉄火丼でいただきました。
ヨーロッパでは贅沢品です。
まずは、ひれをキッチンバサミでちょきちょき切っていきました。
それにしても……皆さん、お分かりでしょうか? オランダのうなぎ、なんかとても大きい! 太い!
肉厚なのもそうですが、なんだか皮が厚いです。大丈夫かな……
ひれを落とし終わったら、開いていきます。
本当は背から開きたかったのですが、魚屋さんがすでに腹を開いて肝の処理をしていたので、仕方なく腹開きです。
カッターナイフで切ることもできるそうですが、今回は準備していなかったので、ペティナイフで開きました。
その後は骨を取り除き、食べやすい大きさに切ります。
おお! なんだか完成が見えてきました!
後は串を刺していけば……
これで準備万端! 後は焼くだけです。
別途蒲焼のタレを作り、オーブンでタレを塗りながら焼いていきます。
うなぎの蒲焼が完成しました! 身も肉厚!
ただし皮が厚めなので、多くは食べられませんでした。今度は少し皮を剥いでみようと思います。
オランダでも、なんとか日本のご飯を食べることができました!
ですがまだまだ改善の余地があるので、うなぎ捌き、練習していこうと思います。