• Facebook でシェア
  • X でシェア
  • LINE でシェア

【タイ】旬の南国フルーツ・釈迦頭のおいしい食べ方

Marina.

Marina.

旧ペナン特派員

更新日
2021年9月30日
公開日
2021年9月30日
AD

Hi、パタヤー特派員Marina.です。

今日紹介する旬のフルーツはSugar Apple(シュガーアップル)。
お釈迦様の頭のような見た目から、釈迦頭と呼ばれるフルーツです。

釈迦頭はタイでは6月から9月頃が旬の果物で、いつでも店頭にあるわけではなく田舎のスーパーでは特に運次第のようなところがあります。もうすぐ旬も終わりに近づこうかという9月末、いつも行くスーパーで発見! これは今年最後の釈迦頭になるかも?ということで即購入、皆さんに紹介したいと思います。

釈迦頭は見た目からは想像できないほどとってもおいしいフルーツ。

皮に黒い斑点がでてきた頃が食べ頃で、触ると柔らかく甘い香りがします。

食べ頃をわかりやすく例えるとバナナと同じで黒ずみがおいしさのサイン。果物って見た目が悪くなるとおいしくなるという深みを感じるところがチャーミングポイントだな・・・なんて密かに思ってます。

人間も若いうちは見た目や美しさに捉われがちですが、年を重ねたものにしか出せない人間味と深みはその人にしかない魅力です。私もそんな人間味のある年のとり方をしたいと日々精進中。年を重ねることでしか出せない魅力を感じられる人間になれたらなぁと思います。

釈迦頭はゴツゴツ、しわしわの見た目からは想像できないほどおいしいフルーツです。至福とはこのこと。これは食べた人にしか真の味はわからないのですが、おいしさを一生懸命お伝えすると果肉は熟すほどにまろやかでとろけるような甘さ。名は体を表すと言いますが、カスタードアップルという名前そのとおりの味です。別名シュガーアップルとも言うのですが皮の際はプリンの焦がしカラメルのような舌ざわりと風味もありこれが天然でできたものであることが本当に不思議でなりません。

果肉は繊維質をまったく感じずカスタードのようにまろやかな舌触りであま~い。甘いではなくあま~い。そしてまた熟しはじめた頃に漂ってくる香りが心地よく匂いだけでも美味しく楽しめる果実です。

ここでもうひとつおいしい食べ方のご紹介。
釈迦頭を凍らせて食べることをぜひご提案したい!

凍らせた状態の釈迦頭

カチカチに凍った釈迦頭を常温で少し溶かします。
半溶けぐらいになったところで釈迦頭を食べるとまるでジェラートのような舌ざわり。これがまた格別においしいのです。何の加工もせず凍らせただけの釈迦頭ですがもともと甘味の濃いフルーツなのでそのままでアイスクリームを食べてるような気分で食べられます。暑い南国にはぴったり! 騙されたと思ってぜひやってみてください。本当おいしいんです。

釈迦頭は店頭で販売しているときは熟していない状態であることがほとんどです。
購入時に黒ずみがなく熟していないようでしたら常温で数日置いておきましょう。皮に黒ずみが出て甘い匂いが漂ってきたら食べ頃です。熟してないと本来のおいしさを感じられないので完熟してから食べてくださいね。

熟しはじめた頃に漂ってくる香りは心地よくその香りはアロマとしても楽しめます。
フルーツは食べるだけではなく香りを楽しむことでもうひとつの価値が生まれます。天然のアロマを満喫したあとで実をいただくことでより自然の恵みとすごさを感じ自然を守ることの大切さを体験を通して学ぶことができます。

「いただきます」や「ごちそうさま」は日本独特の表現でもともとは神道に由来する言葉だと言われています。「いただきます」は命をいただく、「ごちそうさま(御馳走様)」は方々を走り回るという意味の「馳走」に敬いの意を込めて「御馳走様」と食事を用意してくれた人に感謝を表す言葉が生まれたのだそうです。

「いただきます」「ごちそうさま」

何気なく使う言葉の中に深い意味を知り、日本人として日本語の奥にある真の心を改めて継承していきたいなと思いました。

トップへ戻る

TOP