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2022年も残すところあと少し。オーストラリアではクリスマスという大きな行事が終わり、年が明けるのを待つばかりになりました。
前回「オーストラリア流、クリスマスから年末にかけての過ごし方」でも書きましたが、オーストラリアの年末から年明けは、結構あっさりしたものです。
ということで今回は、そんな年末のシドニーの様子を紹介したいと思います!
日本では、クリスマスが終わると大晦日やお正月が控えているので25日が過ぎるとガラッと雰囲気が変わると思いますが、オーストラリアでは年が明けてもクリスマスツリーが出ていることは珍しくありません。
というのも、キリスト教徒にとってクリスマスを祝うのは12月25日から1月5日までの12日間なので、それが終わってから片付けることが多いんです。(よく勘違いされますが、決して片付けをサボっているわけではありません)
だから25日以降もまだ緩やかにクリスマスの延長が続いているような雰囲気があるので、慣れていないと変な感じがするかもしれませんね。
でも日本人ならお正月気分も味わいたい人は多いですよね?
一般的なオーストラリアの家庭では特に年末年始にこれを食べる!というものはありませんが、スーパーマーケットに行くとクリスマスに引き続き大きな骨つきのハムの塊は売られています。切るだけで調理する必要がないので、何かと人が集まる機会が多いこの時期には便利な食材です。
でももし日本のお正月のようなものを食べたいなら、日本の食料品店に行くと安くはないですがおせちの具材も売っています。現地に住む日本の人はそれを買う人もいますし、自分で食材を揃えて立派なおせち料理を作る人、日本食レストランで発売される数量限定のおせち料理を買う人など様々です。
自宅のテレビで花火の様子を見つつ、年越しそばを食べてゆっくりすごす在豪日本人も多いみたいですよ。
シドニーの年末と言えば、花火です。
一部の道路が通行止めになり、有料チケットが必要な場所、BYO(アルコール持込)が不可な場所など色々ありますが、もちろん無料で見学できる場所もあります。
この日は本当に多くの人たちが集まるので、物凄い人混みであること、花火の打ち上げが終わった後の帰り道や公共交通機関はかなり混み合うことは考慮してくださいね。
ちなみに年が明けた1月1日に出かける予定がある人は、予定している場所が開いているのか事前に確認をしておいた方が良いかもしれません。多くのお店は通常営業だと思いますが、もしかしたらまだ長期休暇中の可能性もありますから。
ということで、皆様も良いお年をお過ごしくださいね。