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【福島】からむし織の里雪まつり@昭和村

bill

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福島特派員

更新日
2023年2月28日
公開日
2023年2月28日
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昭和村で開催された第38回からむし織の里雪まつりへ行って来ました。「雪国の伝統・暮らし・遊びにふれる」をテーマとした昭和村の伝統イベントです。悪天候とコロナ禍を挟んで4年ぶりの開催となりました。
「からむし織体験」は、一足早く9時から行われていました。なお、からむし織は国の伝統工芸品や県の重要無形文化財などに指定されています。(参考:<a href="https://www.tohoku.meti.go.jp/s_cyusyo/densan-ver3/html/item/fukusima_05.htm" target="_blank">奥会津昭和からむし織</a>)
スノーモービル乗車体験コーナーの様子です。
小さな子供は前に乗ることとなるため、迫力も増し増しですね。
大人はオペレーターの後側です。
「だんご刺し体験」みずきの木にだんごを刺す小正月の伝統行事です。
「大芦ダイモチ引き木遣り」ダイモチとは、家や橋などに使う大きな木の意味で、かつては、その"ダイモチ"を山から男女総出で引いてきたそうです。
その時の"木遣り唄"も併せて披露されます。
「からむし織雪ざらし実演」昭和村の雪まつりらしさが最も感じられるコーナーです。
水に浸した「からむし織」を雪面に広げると、白く、しなやかなになるそうです。これは、紫外線と水蒸気の反応で発生するオゾンの作用によるものと解明されています。科学的根拠がなかった時代でも、昔の人々は感覚的に知っていたのでしょう。
この日はイベント用に実演されたものですが、本来は3月に入ってからの行事。現在は滅多に見られない光景とのことです。
二人で行う様子と、最後に一人で行う様子が実演されました。
規模縮小の影響もあってか、並べられたのは5本に留まりました。好天下で更に本数が多ければ、より見応えがあったものと思われます。
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