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ニュースを見ていると今年も全国的に桜の開花は速足ですね。
京都市内の桜も多くの所で満開となっています。
阪急嵐山線・松尾駅のホームの桜も満開です。(3月27日撮影)
阪急嵐山線は、阪急桂駅から嵐山駅までを結ぶ路線。
阪急嵐山線の歴史は古くて1928(昭和3)年に開業しています。
路線距離は、4.1km。
駅は 桂→上桂→松尾→嵐山。
各駅のホームでは、桜が見頃を迎えています。
松尾大社駅から嵐山駅へと向かいます。
嵐山・中之島公園の桜も満開です。
嵐山とは、渡月橋の西にそびえる山が嵐山(381m)ですが、桂川の両岸一帯を嵐山と言います。
嵐山では、春は三船祭。夏は鵜飼い。お盆には万灯流し。
秋にはもみじ祭など四季折々いろいろな催しがあります。
嵐山の桜は、渡月橋のある保津川沿いや嵐山山麓に約1500本の桜の木があり、
「日本さくら名所100選」にも選ばれています。
調査会社が行った「関西地区で一度は行ってみたいお花見スポット」の
アンケートでは堂々の1位を獲得しています。
数年に及ぶコロナ禍も一段落し、マスクも個人の判断となり
嵐山もかつての賑わいが戻って来ました。
嵐山に流れる川は、渡月橋から上流が大堰(おおい)川。
渡月橋から下流が桂川となります。
桂川はその後、天王山の近くで鴨川、木津川、宇治川と合流して淀川となります。
渡月橋下流は、長く川床工事が続いていましたが、工事も終わり
風情ある景色が広がっています。
嵐渓の奥には舟遊びの船も見えます。
渡月橋近くから法輪寺へと歩きます。(徒歩で約5分)
嵐山の中腹に位置する法輪寺は、十三参りで有名な寺院。
1300年前の和銅6年(713年)に元明天皇の勅願により行基菩薩が創建したのが始まりです。
嵐山の渡月橋は、江戸時代までは法輪寺橋と呼ばれていたそうです。
そうそう。渡月橋の写真を撮っていると法輪寺の多宝塔も収まると
とても絵になりますね。
法輪寺には、舞台と呼ばれる見晴台があります。
ここからは、渡月橋をはじめ嵯峨野が一望でき、さらに東山の山々や
京都市内を見渡すことができます。
桜満開の嵐山。
今週は週末にかけて、より沢山の人で賑わうと思います。