• Facebook でシェア
  • X でシェア
  • LINE でシェア

オーストラリアの牡蠣について解説!

Eri オーストラリア

Eri オーストラリア

オーストラリア特派員

更新日
2023年3月28日
公開日
2023年3月28日
AD

以前、「オーストラリア (とシドニー) に来たら食べて欲しいもの5選」という記事の中で、シーフードをいちばん最初にお勧めしました。
そう、オーストラリアは魚介類も美味しいのですが、そういえば牡蠣の養殖も盛んなんです!

ということで、今回はオーストラリアの牡蠣について紹介しますね。

オーストラリアの牡蠣の種類

オーストラリアで出回っている牡蠣は主に3種類です。

  • シドニーロックオイスター(Sydney Rock Oyster)
  • パシフィックオイスター (Pacific Oyster)
  • フラットオイスター (Flat Oyster)

シドニーロックオイスターとフラットオイスターはオーストラリア原産の牡蠣ですが、フラットオイスターは19世紀に西洋人が採り過ぎて激減した過去があり、現在ではごく少量しか生産されていません。

だから、主に見かけるのはシドニーロックオイスターとパシフィックオイスターになります。

ちなみに、パシフィックオイスターは1940 年代にオーストラリアに紹介された日本原産の牡蠣です。

シドニーロックとパシフィックはどう違うの?

上の写真左がパシフィックオイスターで、右がシドニーロックオイスターです。

見た目としては、シドニーロックオイスターは細長く、パシフィックオイスターは丸みがあります。

写真に写っている牡蠣はそうでもありませんが、パシフィックオイスターの方がシドニーロックオイスターよりも大ぶりなことも多いです。

味は、シドニーロックオイスターはミネラル感のある風味豊かな味わい、パシフィックオイスターはすっきりクリーミーな味わいが特徴と言われています。

蒸したり何かをトッピングしたり色んな食べ方をされていて、最近は柚子ソースや醤油、ワサビなど日本に由来する調味料もよく使われるようになって来ました。

写真はピアモントにあるシドニー・フィッシュマーケットで売られていたものですが、ここには色んな種類の牡蠣が売られているオイスターバーも複数あるので、食べ比べをしても楽しいかもしれませんね!

場所
シドニーフィッシュマーケット(SydneyFishMarket)
住所
CornerPyrmontBridgeRd&BankSt,PyrmontNSW2009
ウェブサイト
https://www.sydneyfishmarket.com.au/

牡蠣の養殖を見学するツアーも

つい先日、私はシドニーの北、セントラルコーストで「シドニー・オイスターファームツアー(Sydney Oyster Farm Tour)」というツアーに参加して、船の中から実際に養殖の様子を見て来ました。

そしてこのツアーが面白かったのは、ホークスベリー川の中に用意されたテーブルまで行って、自分で牡蠣の殻を剥いて食べるというオプション。(コースによって内容が若干違います)

牡蠣の殻から剥くという体験は初めてでしたが、結構固い殻もあってコツと力がいるなと思いました。

ツアー名
SydneyOysterFarmTour
ウェブサイト
https://www.sydneyoystertours.com/

牡蠣で最も有名な南オーストラリア州のコフィンベイ

牡蠣と言えば、南オーストラリア州の州都アデレードよりもさらに西にあるコフィンベイが有名です。

特に長い年月をかけて育てられたコフィンベイ・キングオイスター (Coffin Bay King Oyster) は肉厚で、通常の牡蠣よりも10倍は違うと言われているそうですよ。

養殖の様子を見学するツアーもあるのですが、何しろコフィンベイまではあまりインフラが整っていないので観光では行きにくいですし、もちろん英語のみ。

でも、透き通るようなブルーの海で養殖されている牡蠣の様子は視覚的にもとても美しく素敵です。興味があれば調べてみてください。

いかがだったでしょうか。
オーストラリアには牡蠣で有名な地域もちょこちょことあるので、売っているのを見かけたらぜひ食べてみてくださいね!

トップへ戻る

TOP