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夜桜を眺めながら木屋町から祇園白川へ
その後、円山公園へと歩きました。(3月28日撮影)
木屋町通には、二条(二条通)から五条(五条通)までの高瀬川沿いに
染井吉野など約320本の桜の木があり、桜の咲く期間はライトアップされています。
木屋町通りから鴨川に出て、川べりを歩いて四条まで上がります。
ライトに浮かび上るのは南座。
四条大橋を渡り祇園白川へ。
祇園白川には染井吉野・枝垂桜・山桜・里桜があり、
3月下旬頃から4月上旬頃に見ごろを迎えます。
桜は満開。
桜と枝垂れ柳の上には月も浮かんでいます。
明治の歌人・与謝野晶子の句。
「清水へ 祇園をよぎる 桜月夜 こよひ逢ふ人 みな美しき」 与謝野晶子。
桜月夜の祇園界隈の景色が浮かんで来ます。
昨年の今頃は、コロナ自粛で祇園界隈も閑散としていましたが
今の京都の観光地には沢山の国内観光客と
外国人観光客の人で賑わいが戻っています。
祇園白川から八坂神社へと向かいます。
八坂神社の境内を抜けて円山公園へ。
円山公園は、八坂神社の東側にひろがる京都で最も古い公園です。
円山公園ができたのは今から130年ほど前。
円山公園の園域は八坂神社、知恩院に隣接していて、園内には、野外音楽堂や
坂本龍馬と中岡慎太郎の銅像もあります。
円山公園には染井吉野に枝垂桜や山桜など約700本の桜があり
夜桜見物で大賑わいです。
公園中央に進むと、円山公園のシンボルの桜でもある祇園枝垂れ桜があります。
正式名称は「一重白彼岸枝垂桜」(ひとえしろひがんしだれざくら)。
京都を代表する、この圧倒的な枝垂れ桜は、二代目で樹高は12m、幹回り2.8m、枝張り10m。
桜の前は、凄い人だかりです。
この桜は、江戸時代から「円山の夜桜」として広く知られ夜にライトアップされる姿は、
まさしく優美です。
2023年は3月24日(金)~4月9日(日)の日没から22時まで祇園枝垂桜はライトアップされています。
そして、3月29日(水)~4月7日(金)の10日間は、かがり火も設置されます。
以上、木屋町から円山公園への夜桜散策でした。